[ワシントン/デトロイト 10日 ロイター] - 全米自動車労組(UAW)のギャンブル委員長は先週、ホワイトハウスで地球温暖化対策を調整するマッカーシー大統領補佐官とオンライン会談を行った。
UAWのスポークスマンは、ギャンブル氏がマッカーシー氏らのバイデン政権関係者と会談したことを確認した。ギャンブル氏は「非常に開かれた前向きな対話だった」と述べ、バイデン政権が「UAWとの定期的な対話」を確約したことを称賛した。
バイデン政権は、トランプ前政権による自動車の排ガス基準緩和の動きを転換しようとしている。マッカーシー氏は先週ロイターに対し、バイデン政権が温室効果ガスの排出削減について自動車業界との協議を開始したと語った。
ホワイトハウスは排出基準の改正について、自動車メーカー各社との協議を開始する準備をしている。
一方、UAWは自動車メーカーやディーラー、サプライヤーと連携し、世界的な半導体不足が引き起こした深刻な生産危機に関する「緊急措置」をホワイトハウスに求めている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210211T033307+0000