[北京 22日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は22日、中国と米国がトランプ前米政権下で冷え込んだ関係を修復すれば、気候変動や新型コロナウイルスのパンデミックといった問題で協力できるとし、中国は建設的対話を再開する用意があると述べた。北京で開催された中国外務省後援の会合で述べた。
王氏は、米政府が中国製品への追加関税を撤廃し中国ハイテクセクターへの理不尽な締め付けを止めるよう求め、米側のそうした対応が協力のために「必要な環境」を創ると述べた。
さらに、米政府は中国の核心的利益を尊重すべきとし、中国国内の問題への介入や、台湾の独立に向けた分離主義の勢力との共謀を停止するよう求めた。
その上で、最近行われた習近平国家主席とバイデン大統領の電話会談は「前向きな一歩」と指摘した。
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