40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米のアルメニア人虐殺認定、トルコ大統領報道官「数カ月内に対応」

発行済 2021-04-26 08:44
更新済 2021-04-26 08:45
© Reuters. 米のアルメニア人虐殺認定、トルコ大統領報道官「数カ月内に対応」

[イスタンブール 25日 ロイター] - トルコのカリン大統領報道官は25日、バイデン米大統領がオスマン帝国末期の1915年に始まったアルメニア人殺害を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことについて、「全くの言語道断」と強調し、トルコ政府として数カ月内に対応すると表明した。

バイデン氏は24日にジェノサイドの犠牲者を追悼する声明を発表。米国の歴代政権は慎重に言葉を選んできたが、今回の認定は後継国トルコとの関係を一段と冷え込ませる可能性がある。

カリン氏はロイターのインタビューに応じ「数日内および数カ月内にさまざまな形と程度で対応を取る」と表明。シリアとイラク領内で過激派組織「イスラム国」に対抗する有志連合軍の支援に使われてきたトルコ南部のインジルリク空軍基地の米国による利用を制限するなどの措置を取るのかどうかまでは踏み込まなかった。

エルドアン大統領以外の当局者は既にバイデン氏の声明を非難しているが、カリン氏によると、エルドアン氏は26日の閣僚との会議後にこの問題を取り上げる見通し。「トルコが適切と考える時期と場所で、この非常に残念で不公平な声明への対応を続ける」とした。

ただ、トルコの新型コロナウイルス新規感染者数は世界的に見て高水準にあるほか、通貨リラは先週、対ドルで過去最低に近い水準に落ち込んでおり、国内問題に苦慮するエルドアン氏の米国への対応余地は限られている。

同氏は23日にバイデン大統領と電話会談を行った際、ジェノサイドと認定する声明を出すのは「大きな間違い」だと警告していた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます