[ニューヨーク 7日 ロイター] - テニス四大大会最終戦の全米オープン男子シングルスで4回戦敗退となったラファエル・ナダル(スペイン)が、しばらく休養に入る可能性を示唆した。
男子史上最多22回の四大大会優勝を誇るナダルは、優勝した2019年以来となる全米に記録更新をかけて臨んだ。しかし、故障から復帰して間もない状況で十分な練習ができず、体調が不安視される中でフランシス・ティアフォー(米国)に敗れていた。
今年は相次ぐけがに苦しんでいるナダルはティアフォーをたたえつつ、「取り戻す必要がある。物事や人生を修正しなければならない。いつ復帰できるかは分からない。精神的な準備をしようと思う。再び戦える準備が整ったと感じたら、その場にいるだろう」と語った。
23日から25日にかけてロンドンで行われる欧州選抜と世界選抜が対戦するレーバーカップ(杯)には、欧州チームの一員としてロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マリー(英国)と出場する予定になっている。