サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

日経平均は大幅反落、ETF買入れから25日線レベルでの踏ん張りをみせてくるか

発行済 2016-09-12 12:15
更新済 2016-09-12 12:33
日経平均は大幅反落、ETF買入れから25日線レベルでの踏ん張りをみせてくるか
 日経平均は大幅に反落257.03円安の16708.73円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えた日経平均は大幅に下落して始まった9日の米国株式相場はNYダウが400ドル近い下落となるなか、海外勢のポジション調整に伴う売り圧力が主力株を中心に上値の重しに寄付き後は下げ渋りをみせ、こう着感の強い相場展開をみせていたが、前場半ば辺りから下げ幅を拡大させると、下落幅は一時300円を超える局面もみられた

 セクターでは33業種全てが下げており、鉄鋼、鉱業、その他金融、銀行、不動産、電気機器、証券、非鉄金属、ゴム製品、精密機器の弱さが目立つ東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落売買代金上位では全般軟調ななか、ディーエヌエー、第一生命
、WSCOPEが堅調その他、個人主体の資金は中小型株にシフトしており、ベクター、アークン、サイバーコム、アドソル、カナモト、田中化研などが強い値動きをみせている

 日経平均は25日線レベルで始まったが、その後は同線に上値を抑えられる格好で下げ幅を広げてきている週明けの米国ではアトランタ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁、ブレイナードFRB理事の講演が予定されている先週末にはボストン連銀総裁が下げのきっかけとなったこともあり、これを警戒する動きもでやすいまた、北朝鮮が新たな核実験の準備を完了させたと報じられており、手控え要因になっている

 後場は日銀のETF買入れから日経平均は25日線レベルでの踏ん張りをみせてくることが期待される25日線レベルでの底堅さが意識されてくるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株を中心に思惑的な買いが入りやすいだろうただし、積極的にはリバウンド狙いの買いも入りづらいと考えられ、引き続き中小型株を中心とした短期値幅取り狙いの流れに向かいやすい(村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます