サイオス (T:3744)は4月26日、2019年12月期第1四半期(2019年1-3月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比4.9%増の35.29億円、営業利益が同58.8%減の0.91億円、経常利益が同52.5%減の1.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同75.0%減の0.34億円となった。
オープンシステム基盤事業における事業継続ソリューションは、主力製品の「LifeKeeper」の販売が順調に推移したこと、18年12月に吸収合併したサードウェアの製品ラインナップが加わったこと等により、好調な増収となった。
また、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は堅調な増収となった。
利益面では、事業継続ソリューションの業績が好調に推移し増益となった。
アプリケーション事業においては、MFP向けソフトウェア製品が増収となり、「Gluegentシリーズ」も順調な増収となった。
一方、前年同期に好調であった金融機関向け経営支援システム販売は、減収となった。
利益面では、金融機関向け経営支援システム販売の減収、金融機関向けシステム開発・構築支援における一部受注案件の遅延等により減益となった。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.1%増の132.00億円、営業利益が同31.2%減の2.00億円、経常利益が同32.4%減の2.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.0%減の1.40億円とする期初計画を据え置いている。