[ベルリン 6日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた10月のドイツのサービス業景況感は需要低迷で再び縮小に転じた。
HCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.2で9月の50.3から低下した。
ハンブルク商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、新規受注が7月から低迷しており、今後数カ月も厳しい状況が続くとの見方を示した。
ただ雇用への影響は引き続き限定的で、雇用はわずかな減少にとどまった。
経済全般やインフレ圧力への懸念から今後1年については、楽観しつつも慎重姿勢を保っている。
サービス業と製造業を合わせた総合PMIは46.4から45.9に低下した。