■7/14の日経平均株価終値
2万0118円86銭 前日比+19円05銭
□その他の指数
・TOPIX 1625.48 前日比+6.37
・東証2部指数 6169.33 前日比-6.01
・東証マザーズ 1172.84前日比-4.78
・東証ジャスダック3295.49 前日比-1.43
本日の日経平均株価は続伸。
前日米国株は上昇、為替も円安方向に振れたことで良好な外部環境を追い風に日本株は買いが先行しました。
ファーストリテイリングの下落が重しとなったほか、東京市場は3連休を前にポジション調整の動きも散見され上値を追いにくい展開に。
業種別では非鉄金属、機械や鉄鋼が値上がり率上位となった反面下げたのは小売や水産でした。
個別では直近IPOのソウルドアウト、前期業績上振れが伝わったTONEなどがストップ高をつけています。
東証1部の売買代金は1兆9863億円。
■日経平均のテクニカル分析
本日の日経平均株価は小幅続伸、ほぼ横ばいの推移となりました。
移動平均線では全ての線が上向き、一目均衡表でも三役好転となっており、横ばい推移となりながらも底堅く、下値は切り上がり傾向に。
海外市場では中央銀行の資産縮小からの利上げ観測後退など、金利変動から資金が循環しておりますが、日本国内では金融政策など目新しい材料が乏しい環境で、徐々に閑散相場へと近づいているものと見られます。
■今日動いた注目の銘柄群
(T:3672)オルトプラス
フォワードワークスが配信元のスマホゲーム「ソラとウミのアイダ」の発表会が7月25日に開催されるとの思惑から買われました。
同ゲームは「サクラ大戦シリーズ」の広井王子氏が原作・総監督を担当、期待を集めることとなり後場急伸しています。
{{|0:}}ソケッツ
(T:3938)LINEがクラウドAIプラットフォーム搭載のスマートスピーカー先行体験版の予約販売を開始したと発表。
ソケッツはAIスピーカーを重点開発サービスとして挙げていることから関連銘柄の一角として買われた模様。
(T:3903)gumi
子会社が米ゲーム開発会社のインザイル・エンターテインメントに総額450万ドルのエクイティ出資およびプロジェクト出資を実行。
gumiはこれによりグループのVR事業展開を加速させたい方針で、インザイル社はオープンワールドRPGVRゲームの開発を予定していると見られます。
(T:6183)ベルシステム24ホールディングス
雇用期間が6カ月を超えるコールセンターの現場管理者やスタッフの有期雇用社員約2.2万人を対象に、2017年10月より順次無期雇用化。
来年度以降は新人事制度第二弾も予定されており対象となる従業員のライフスタイルに合った働き方やキャリアアップの実現を支援していく構え。
(T:6479)ミネベアミツミ
スマホカメラ用アクチュエーターやゲーム機向けカメラモジュールなどが堅調で、18年3月期営業利益は前期比14%増の560億円を見込んでいます。
足元で米国向けスマートフォン向けLEDバックライトも好調なものの、有機ELディスプレーの採用により中期的には需要減が見込まれる模様。
【ニュース提供・エムトレ】