6日のドル・円は、東京市場では110円23銭から110円64銭で推移下落。
欧米市場でドルは一時109円34銭まで反落し、109円79銭で取引を終えた。
本日7日のドル・円は110円前後で推移か。
過度の円高・ドル安に対する警戒感が広がっていることや日本銀行による早期追加緩和の思惑は消えていない。
東京株反発の場合、ドルは110円台に戻す可能性がある。
6日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)(3月15-16日分)の議事録によると、4月利上げの是非について議論していたことが確認された。
数名のメンバーはデータ次第で4月利上げは正当化される可能性があると指摘したようだ。
ただし、数名は4月に利上げを行った場合、市場に対して誤ったシグナルを送ることになるとの理由で4月利上げに反対していた。
市場参加者の間からは、「世界の金融・経済情勢の動向や米経済成長やインフレ見通しについてFOMCメンバーの間で意見が分かれており、コンセンサスが形成されにくい状況になっているのではないか」との声が聞かれている。
なお、ドル相場についてはFOMCメンバーの多くがドル高の影響を懸念しているものとみられており、この思惑で一部の投機筋がドル売り・円買いを進めているとみられている。
しかしながら、4月のFOMC会合までにドル安が一段と進行した場合、利上げの環境は整備されるとの見方もあり、ドル安・円高が急速に進行する可能性については懐疑的な意見も少なくないようだ。
欧米市場でドルは一時109円34銭まで反落し、109円79銭で取引を終えた。
本日7日のドル・円は110円前後で推移か。
過度の円高・ドル安に対する警戒感が広がっていることや日本銀行による早期追加緩和の思惑は消えていない。
東京株反発の場合、ドルは110円台に戻す可能性がある。
6日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)(3月15-16日分)の議事録によると、4月利上げの是非について議論していたことが確認された。
数名のメンバーはデータ次第で4月利上げは正当化される可能性があると指摘したようだ。
ただし、数名は4月に利上げを行った場合、市場に対して誤ったシグナルを送ることになるとの理由で4月利上げに反対していた。
市場参加者の間からは、「世界の金融・経済情勢の動向や米経済成長やインフレ見通しについてFOMCメンバーの間で意見が分かれており、コンセンサスが形成されにくい状況になっているのではないか」との声が聞かれている。
なお、ドル相場についてはFOMCメンバーの多くがドル高の影響を懸念しているものとみられており、この思惑で一部の投機筋がドル売り・円買いを進めているとみられている。
しかしながら、4月のFOMC会合までにドル安が一段と進行した場合、利上げの環境は整備されるとの見方もあり、ドル安・円高が急速に進行する可能性については懐疑的な意見も少なくないようだ。