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中国:銀行大手6行で賃金減、国有行は平均370万~470万円に

発行済 2016-04-11 09:52
更新済 2016-04-11 10:00
中国:銀行大手6行で賃金減、国有行は平均370万~470万円に
中国の国有・株式制商業銀行の大手各5行、計10行のうち、2015年は6行で平均賃金が下がっていたことが分かった。
うち国有5行では、平均賃金が年額22万~28万人民元(約370万~470万円)という水準だった。
証券時報が5日付で伝えた。
各行が発表した2015年12月期の本決算によると、国有大手5行では交通銀行(3328/HK)の平均賃金が前年比で7.73%増、中国銀行(3988/HK)が2.36%増となったのを除き、中国工商銀行(1398/HK)、中国農業銀行(1288/HK)、中国建設銀行(939/HK)の3行で減少。
また株式制の5行では、平安銀行(000001/SZ)と中国民生銀行(1988/HK)の平均賃金がそれぞれ3%以上増えたが、招商銀行(3968/HK)では15%減、中信銀行(998/HK)では20%減となり、中国光大銀行(6818/HK)でも下がった。
ただ、株式制5行の平均賃金は国有銀行よりも高く、平安銀と民生銀で40万人民元を超えている。
報道によると、交通銀の平均賃金が7.73%上がった理由としては、従業員数が2190人減り、9万1468人となったことが挙げられる。
一方、光大銀の賃金が下がった理由は従業員数の増加。
また、招商銀と中信銀の賃金の大幅減には、賞与の支給方法が変わったことが影響した。
【亜州IR】

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