22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり224銘柄、値下がりなし、変わらず1銘柄となった。 日経平均は3日ぶり大幅反発。
21日の海外市場では、欧州中央銀行（ECB）のドラギ総裁が3月にも追加金融緩和に踏み切ることを示唆して欧米株が上昇。
こうした流れを受けて、日経平均は319円高からスタートした。
原油相場が大幅な回復に転じたことや為替相場が円安に振れたことが買い安心感につながったほか、日本でも日本銀行による追加金融緩和への期待が高まり、日経平均は上げ幅を900円超に広げ本日の高値圏で取引を終えた。
東証1部上場銘柄の99％が上昇する全面高の展開だった。
大引けの日経平均は前日比941.27円高の16958.53円となった。
東証1部の売買高は26億431万株、売買代金は2兆8194億円だった。
業種別では、全33業種がプラスとなり、鉱業、倉庫・運輸関連業、不動産業、鉄鋼、その他金融業が上昇率上位だった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり、1銘柄で日経平均を約110円押し上げた。
同社や値上がり寄与2位のソフトバンクG (T:9984)は前日まで昨年来安値を連日で更新する展開だったが、本日はともに8％前後の大幅上昇となった。
日経平均構成銘柄の上昇率トップは住友不 (T:8830)で10.5％高だった。
日銀による追加緩和期待で不動産株の上昇が目立った。
上昇率2位は日揮 (T:1963)で9.7％高だった。
値下がりした銘柄はなかった。
なお、住阪セメ (T:5232)は変わらず。
直近で買われた反動もあり、25日線を挟んだもみ合いとなった。
*15:00現在 日経平均株価 16958.53(+941.27) 値上がり銘柄数 224(寄与度+941.27) 値下がり銘柄数 0(寄与度0.00) 変わらず銘柄数 1 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 37420 2810 +110.23 (T:9984) ソフトバンクG 4903 359 +42.25 (T:6954) ファナック 18775 1055 +41.39 (T:6988) 日東電 7378 560 +21.97 (T:6762) TDK 7350 530 +20.79 (T:6971) 京セラ 5138 262 +20.56 (T:6367) ダイキン 7709 497 +19.50 (T:4503) アステラス薬 1597 97 +19.03 (T:7203) トヨタ 6822 430 +16.87 (T:9433) KDDI 2769 69 +16.24 (T:9735) セコム 7719 405 +15.89 (T:8035) 東エレク 7062 378 +14.83 (T:7267) ホンダ 3351 189 +14.83 (T:4063) 信越化 5931 338 +13.26 (T:4324) 電通 6010 320 +12.55 (T:4523) エーザイ 7101 310 +12.16 (T:4452) 花王 5793 303 +11.89 (T:4543) テルモ 3575 150 +11.77 (T:8830) 住友不 3063 290.5 +11.40 (T:9613) NTTデータ 5550 270 +10.59 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度（なし）