[パリ 13日 ロイター] - サッカーの2024年欧州選手権(ユーロ)予選は13日、各地で試合を行い、B組のフランスはオランダを2─1で下し、本大会への出場が決まった。
昨冬のワールドカップで準優勝のフランスは、キリアン・エムバペのボレーで前半7分に先制すると、後半8分にもエムバペが追加点。試合終盤に失点したが、逃げ切った。
エムバペは直近4試合でゴールを挙げられていなかったが、代表通算ゴール数をフランスで歴代4番目に多い42ゴールに伸ばした。ディディエ・デシャン監督は「特にキリアンについては心配していない。彼は今日、全く心配する必要がないことを示してくれた。もちろん彼がこういう状態の時は、フランスが勝てる可能性が高くなる」と話した。
フランスは6戦全勝の勝ち点18でグループ2位以内が確定し、来年6月14日にドイツで開幕する本大会出場を決めた。
J組では、ポルトガルがクリスティアノ・ロナルドの2得点などでスロバキアを3─2で下し、7戦全勝の勝ち点21で本大会出場権を獲得。オーストリアに3─2で勝ったF組のベルギーも5勝1分けで勝ち点を16とし、2位以内が決まった。