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sMedio--- 為替の影響で最終減益も、成長市場を取り込み過去最高売上を達成

発行済 2017-02-13 18:17
更新済 2017-02-13 18:33
sMedio--- 為替の影響で最終減益も、成長市場を取り込み過去最高売上を達成
sMedio {{|0:}}は13日、2016年12月期通期決算を発表した。
2016年12月期業績(1月-12月)は、売上高が前年同期比7.2%増の12.82億円、営業利益が同14.7%増の1.75億円、経常利益が同73.7%減の0.38億円、親会社株主に帰属する当期純損失は0.03億円と、増収営業増益となったが、最終利益は減収となった。


同社は、データバックアップサービスやIoT/Cloud Sensing関連サービスなど、事業領域の拡大を積極的に展開しM&Aを加速。
前期に2社、下期に2社を新規連結子会社化したほか、海外での売上も堅調に推移し、連結売上高が過去最高を更新する原動力となった。
費用面についても経費削減が奏功、営業利益ベースでは前期比2桁増と費用削減効果も出た。
一方で、急激な円高による為替差損計上などの影響を受け経常利益では減益となったほか、最終利益でもグループ会社各社の単体で計算された税金費用が連結経常利益を上回ったことで赤字となっている。


2017年12月期の業績予想は、売上高が13.80億円(前期比7.6%増)、営業利益が1.30億円(前期比26.0%減)、経常利益は1.28億円(前期比236.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は0.59億円としている。
既存事業は微減と予想するものの、新規事業領域であるデータバックアップサービスやAndroidのセキュリティ脆弱性診断、クラウド関連開発を中心とする事業が成長するとみる。
費用面では、2017年4月に予定している本社移転に関する費用やのれん償却負担が重しとなり、営業利益の下押し要因となる予定。
一方で為替予約の締結量を増やすなど為替変動リスクを最小化し、最終利益では増益、黒字化を確保する。




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