1日の米国市場では、NYダウが329.74ドル高の26258.42、ナスダック総合指数が99.59pt高の7828.91と大幅に上昇し、シカゴ日経225先物も大阪比175円高の21625円と買われた。
2日早朝の為替は1ドル=111円30銭台と、昨日大引け時点より小幅に円安。
本日の東京市場は米中貿易協議や中国経済の先行きに対する楽観的な見方で買われた前日の欧米株に追随し、堅調な動きが予想される。
中国関連銘柄とされる自動車や機械、非鉄など景気敏感セクターを中心に買われよう。
また、取引時間中の為替や米株先物に目立った動きがなければ、昨日の新元号発表の余勢で市場参加者の目がレジャー施設や旅行会社、航空会社といった10連休関連株にも向かおう。
東証1部銘柄の上昇で新興市場でも信用買いの担保余力が回復し、直近IPO銘柄を中心に短期的な値幅取りが活発化しよう。
一方で、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された清水建 (T:1803)、塩野義 (T:4507)、第一三共 (T:4568)、安川電 (T:6506)、阪急阪神 (T:9042)、三菱倉 (T:9301)などに注目。