[25日 ロイター] - 米上院は25日、連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事を副議長に昇格する人事案の討論打ち切り動議を賛成多数で可決した。上院が26日に予定されている承認採決で可決すれば、人事案は承認される。
リサ・クック氏のFRB理事指名人事に関しても、早ければ26日に討議打ち切り動議の採決が行われる可能性がある。
上院は、パウエルFRB議長の再任とデビッドソン大学のジェファーソン教授の理事指名の承認採決も今週中に行う予定で、双方とも超党派の支持が得られる見通し。
FRBの100年以上の歴史でクック氏は黒人女性初の理事に、ジェファーソン氏は4番目の黒人男性理事に就くことになる。