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台湾TSMC、アームIPOに最大1億ドル投資へ 取締役会が承認

発行済 2023-09-12 22:24
更新済 2023-09-12 22:27
© Reuters.  半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は12日、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの新規株式公開(IPO)に最大1億ドル出資すると発表した
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[台北 12日 ロイター] - 半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は12日、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの新規株式公開(IPO)に最大1億ドル出資すると発表した。

アームのIPO時の株価に基づき1億ドルを上限に出資する案を取締役会が承認したとしている。

© Reuters.  半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は12日、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの新規株式公開(IPO)に最大1億ドル出資すると発表した。3月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

すでにアームの主要顧客である米アップル、エヌビディア、アルファベット、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、インテル、韓国サムスン電子などがコーナーストーン投資家としてIPOに参加する予定。

TSMCの劉徳音会長は先週、アームへの出資を検討中だとしたうえで「アームはわれわれのエコシステム、技術、顧客のエコシステムにおける重要な要素だ。アームの成功、健全性を望んでいる。それが基本的な考えだ」と語っていた。

TSMCは12日、米半導体大手インテルからIMSナノファブリケーション・グローバル株式10%を最大4億3280万ドルで取得することで合意したことも明らかにした。インテルは、今回の保有株売却取引はIMSを約43億ドルと評価すると説明した。インテルはIMS株の過半を保有し続けるという。

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