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米国株見通し:感謝祭へ思惑も、政策運営リスクや税法案調整懸念で膠着か

発行済 2017-11-17 17:43
更新済 2017-11-17 18:00
米国株見通し:感謝祭へ思惑も、政策運営リスクや税法案調整懸念で膠着か

米国株見通し:感謝祭へ思惑も、政策運営リスクや税法案調整懸念で膠着か

S&P500先物 2585.75(-2.25) (17:05現在)
ナスダック100先物 6342.75(+2.00) (17:05現在)

17:05時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。
また、NYダウは10ドル安程度で推移。
欧州市場は小幅ではあるが高安まちまちで推移している。
原油先物相場は小幅に上昇して推移。
これらの流れを受けて、米株式市場はやや利食い優勢の展開から始まろう。


16日の米株式市場は上昇。
主要企業の決算が好感されたほか、米議会下院で税制改革法案が可決されたことで投資家心理が改善し、終日堅調推移となった。


アパレルのギャップが取引終了後に決算を発表し、売上高、調整後一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移しているなか、来週の感謝祭への思惑等も高まりやすい。
また、原油相場の上昇を材料視する動きも期待される。
一方で、米紙WSJがロシアゲート事件を調査しているモラー特別検察官が、トランプ氏の側近メンバーを召喚と報じるなど、トランプ政権に対する政策運営リスク等が手掛けづらくさせそうだ。


また、米議会下院で税制改革法案が賛成多数で可決するなど、年内成立に向けた追い込みを期待する向きもあるが、市場参加者の多くは法案成立にむけた上下両院の調整が難航するとの懸念が根強い。
こう着感の強い相場展開といったところか。


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