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米国株見通し:感謝祭休日控え北朝鮮警戒で利食い売りも

発行済 2017-11-21 19:03
更新済 2017-11-21 19:33
米国株見通し:感謝祭休日控え北朝鮮警戒で利食い売りも
S&P500先物 2581.00(-1.00) (18:50現在)
ナスダック100先物 6314.50(-1.50) (18:50現在)

18:50時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。
また、NYダウは10ドル安程度で推移。
欧州市場は小幅ではあるが全般売りが先行して推移している。
原油先物相場は小幅に上昇して推移。
これらの流れを受けて、米株式市場はやや利食い優勢の展開から始まろう。


20日の米株式市場は上昇。
10月景気先行指数が予想を上振れたことで、米国経済の先行きに楽観的な見方が広がったほか、ドイツの連立政権協議不調の悪影響も限定的だった。


なお、トランプ大統領は核・ミサイル開発などをめぐって国際的な批判が高まる北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に再び指定したと発表。
北朝鮮に対して一層圧力を高めていく姿勢を強調した。
これにより北朝鮮による反発が警戒されるなか、23日の感謝祭を控えていることもあって、やや利益確定の流れが強まる可能性がありそうだ。


経済指標では中古住宅販売件数(10月)が予定されており、前月を若干上回るとみられている。
また、イエレンFRB議長が講演されており、12月利上げ確度が高まるかが注目されよう。
もっとも、パウエル理事の次期議長就任に合わせ、FRB理事からも退任する意向を表明するなか、市場反応は限られることになろう。


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