先週の新興市場では、マザーズ指数や日経ジャスダック平均が強い動きを見せた日経平均が22000円台で一進一退の展開となるなか、中小型の人気株に短期の値幅取り狙いの物色が向かったただ、マザーズ主力株の一角などは軟調で、投資家が銘柄選別色を強めていることが窺えたなお、週間の騰落率は、日経平均が+0.7%であったのに対して、マザーズ指数は+2.6%、日経ジャスダック平均は+3.2%だった
個別では、ミクシィが週間で5.0%安、そーせいグループ
が同6.0%安となる一方、サイバーダインが同4.0%高となるなどマザーズ時価総額上位は高安まちまちだったPKSHA Technologyは同17.2%高と強いリバウンドを見せた売買代金上位では、19年12月期に営業黒字化する計画と報じられたソレイジア・ファーマのほか、人気が続くフィル・カンパニーや力の源HDなどが大きく買われたまた、ヤフーなどとの新サービスでの連携を発表したマーケットエンタープライズが週間のマザーズ上昇率トップだった一方で大きく売り込まれた銘柄は見られなかったジャスダックでは、ハーモニック・ドライブ・システムズが同13.9%高と大きく上昇した一部証券会社の新規高評価が観測されているセリアなどその他主力株も全般堅調だった売買代金上位では、量子コンピューター関連のエヌエフ回路設計ブロック、有機EL関連の大阪油化工業などが大幅高となり、テーマ株物色が活発だったまた、YKTが前週末比で2倍高となり、ジャスダック上昇率トップとなった反面、新株式の発行等による資金調達を発表したシンデン・ハイテックスなどが売られたIPOでは、11月21日上場のサインポストが公開価格の約3.9倍となる高い初値を付けた
今週の新興市場では、マザーズ指数や日経ジャスダック平均の上昇が鈍る可能性がある日経平均は新規の上値追い材料に乏しく、こう着感を強めている引き続き値幅取り狙いの物色は中小型株に向かいやすいだろうしかし、今週からSG HDなど12月IPOのブックビルディング(BB)が本格的にスタートするため、個人投資家の資金拘束がネックになると考えられる
今週は、11月30日に東和フードサービス、はてな、トリケミカル研究所、ACCESS、12月1日にピープルなどが決算発表を予定している半導体向け材料の好調が続くトリケミカルなどの決算が注目されるだろうまた、11月29日からは「2017国際ロボット展」が開催されるため、ハーモニックなど関連銘柄の動向も注視したい
IPO関連では、11月28日にポエックと幸和製作所がジャスダックへ、クックビズがマザーズへ、11月29日にトレードワークスがジャスダックへそれぞれ新規上場するインターネット・IT関連となるクックビズやトレードワークスの人気が高いようだが、他の2社も堅調な初値形成が期待されるなお、先週はABホテル(12月25日、ジャスダック及び名証2部)など3社の新規上場が発表されている12月のIPO件数は計23社となった
個別では、ミクシィが週間で5.0%安、そーせいグループ
が同6.0%安となる一方、サイバーダインが同4.0%高となるなどマザーズ時価総額上位は高安まちまちだったPKSHA Technologyは同17.2%高と強いリバウンドを見せた売買代金上位では、19年12月期に営業黒字化する計画と報じられたソレイジア・ファーマのほか、人気が続くフィル・カンパニーや力の源HDなどが大きく買われたまた、ヤフーなどとの新サービスでの連携を発表したマーケットエンタープライズが週間のマザーズ上昇率トップだった一方で大きく売り込まれた銘柄は見られなかったジャスダックでは、ハーモニック・ドライブ・システムズが同13.9%高と大きく上昇した一部証券会社の新規高評価が観測されているセリアなどその他主力株も全般堅調だった売買代金上位では、量子コンピューター関連のエヌエフ回路設計ブロック、有機EL関連の大阪油化工業などが大幅高となり、テーマ株物色が活発だったまた、YKTが前週末比で2倍高となり、ジャスダック上昇率トップとなった反面、新株式の発行等による資金調達を発表したシンデン・ハイテックスなどが売られたIPOでは、11月21日上場のサインポストが公開価格の約3.9倍となる高い初値を付けた
今週の新興市場では、マザーズ指数や日経ジャスダック平均の上昇が鈍る可能性がある日経平均は新規の上値追い材料に乏しく、こう着感を強めている引き続き値幅取り狙いの物色は中小型株に向かいやすいだろうしかし、今週からSG HDなど12月IPOのブックビルディング(BB)が本格的にスタートするため、個人投資家の資金拘束がネックになると考えられる
今週は、11月30日に東和フードサービス、はてな、トリケミカル研究所、ACCESS、12月1日にピープルなどが決算発表を予定している半導体向け材料の好調が続くトリケミカルなどの決算が注目されるだろうまた、11月29日からは「2017国際ロボット展」が開催されるため、ハーモニックなど関連銘柄の動向も注視したい
IPO関連では、11月28日にポエックと幸和製作所がジャスダックへ、クックビズがマザーズへ、11月29日にトレードワークスがジャスダックへそれぞれ新規上場するインターネット・IT関連となるクックビズやトレードワークスの人気が高いようだが、他の2社も堅調な初値形成が期待されるなお、先週はABホテル(12月25日、ジャスダック及び名証2部)など3社の新規上場が発表されている12月のIPO件数は計23社となった