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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆主に133円台半ば近辺で推移か

発行済 2017-12-12 09:05
更新済 2017-12-12 09:33
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆主に133円台半ば近辺で推移か

今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆主に133円台半ば近辺で推移か

ユーロ・ドルは、1.1714ドル(2015/8/24)まで反発した後に1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行(ECB)は9月の理事会で金融緩和策縮小を検討するとの思惑などで1.2092ドル(2017/08/29)まで上昇。
ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。
その後114円85銭(2017/04/17)から134円50銭(2017/10/25)まで買われた。
ドイツにおける大連立を巡る協議への期待はやや高いものの、政治の安定性がただちに高まる状況ではないとみられている。
ただし、ユーロ圏の経済情勢は改善しており、目先的にリスク回避的なユーロ売りは抑制されるとみられる。


本日のユーロ・円は主に133円台半ば近辺で推移か。
米追加利上げは織り込み済みとなっており、新たなユーロ売り・円買い材料が提供されない場合、ユーロの対円レートは133円台前半で下げ渋る状態が続くとみられる。


【ユーロ売り要因】
・米追加利上げ
・年内における米税制改革法案の可決への期待
・ドイツでの大連立政権を巡る協議開始は年明け以降になる見込み

【ユーロ買い要因】
・米長期金利低下
・ユーロ圏の製造業・サービス業PMIは堅調
・ドイツで大連立政権樹立への期待持続

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