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今週の【JASDAQ市場】3月5日~9日『3週間ぶりに4000円割れも盛り返す』

発行済 2018-03-11 12:07
更新済 2018-03-11 12:33
今週の【JASDAQ市場】3月5日~9日『3週間ぶりに4000円割れも盛り返す』
【3週間ぶりに4000円割れ、リスクオフの流れが波及】5日(月)

■概況■3964.74、-101.82
5日(月)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも大幅安となった。
値上がり銘柄数は85(スタンダード81、グロース4)、値下がり銘柄数は586(スタンダード551、グロース35)、変わらずは30(スタンダード29、グロース1)。
NYダウの4日続落、為替の円高基調などが重しとなり、日経平均株価は約3週間ぶりに2万1000円台を割り込むなど売り優勢。
JASDAQ市場にも売りが波及する格好となり、JASDAQ平均は2月16日以来約3週間ぶりに終値で4000円台を割り込んだ。
ただ、直近急騰した銘柄の一角には引き続き買いが入るなど、物色も散見された。



◆注目銘柄◆
短期間で急騰した反動からワンダーCo. (T:3344)が前営業日比272円(-16.05%)安の1423円、精養軒 (T:9734)も同176円(-14.36%)安の1050円と下落。
自動車販売の不振から自動車向け切削工具を扱う和井田 (T:6158)にも売りが波及し大幅続落、また、ナトコ (T:4627)は先週末発表した第1四半期決算で25%の営業増益を達成したものの、材料出尽くし感が広がった。
連日で昨年来高値を更新したIGポート (T:3791)も利益確定売りが膨らみ、前営業日比435円(-10.53%)安の3695円と下押した。
このほか、ベルパーク (T:9441)、ビーマップ (T:4316)、ハイパー (T:3054)などが値下がり率上位となった。


一方、上昇率トップは22.66%高のシーズメン (T:3083)。
業務提携効果を引き続き期待した買いで連日ストップ高。
値動きの軽さがはやされナビタス (T:6276)も15.04%高の765円と連日値幅制限いっぱいまで買い進まれた。
また、1対2の株式分割を発表した翻訳センター (T:2483)、再生医療関連としてセルシード (T:7776)などが関心を集めた。
このほか、新都HD (T:2776)、やまみ (T:2820)、大谷工業 (T:5939)などが値上がり率上位にランクイン。


JASDAQ-TOP20では、メイコー (T:6787)、アイサンテクノ (T:4667)、夢真HD (T:2362)などが下落した。



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【4日ぶりに反発、円高一服、米株の急反発で買い戻し】6日(火)

■概況■4030.22、+65.48
6日(火)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも急反発した。
値上がり銘柄数は546(スタンダード508、グロース38)、値下がり銘柄数は108(スタンダード106、グロース2)、変わらずは37(スタンダード37、グロース0)。
米国の保護主義的な通商政策に対する過度な懸念が後退し、米国株が急伸。
この流れから東京市場も投資家心理が改善し、買い戻しの流れになった。
ただ、依然として不透明感は継続しており、JASDAQ平均は4048.84円を高値にその後は模様眺めムードに。



◆注目銘柄◆
短期間に20%超下落した反動から買い戻され、ワイエスフード (T:3358)が前日比80円(+21.56%)高の451円とストップ高まで買われた。
また、日本郵便が発表した「自動運転車による郵便物等の輸送の実証実験」に関し、運用委託を受けたことを公表したアイサンテクノ (T:4667)が急反発。
また、政府がIoT機器を標的にしたサイバー攻撃対策の強化などを盛り込んだ電気通信事業法などの改正案を閣議決定したことが刺激材料となりサイバーセキュリティー関連の一角としてテリロジー (T:3356)、一部証券が目標株価を引き上げたシノケンG (T:8909)、値動きの軽さから国際チャート (T:3956)などにも関心が向かった。
このほか、再生医療、バイオ関連株が再び注目され、セルシード (T:7776)が前日比300円(+28.57%)高の1350円、免疫生物 (T:4570)も84円(+9.34%)高の983円と水準を切り上げたほか、アールエスシー (T:4664)、アバール (T:6918)、エスプール (T:2471)などが値上がり率上位にランクインした。


一方、下落率トップは19.64%安のシーズメン (T:3083)。
一本調子の上昇に対する警戒感から利食いが膨らんだ。
ナビタス (T:6276)は7日ぶりに反落し、大谷工業 (T:5939)も前日比195円(-4.88%)安の3800円となった。
また、セリア (T:2782)は昨年5月以来、約9カ月ぶりに節目の5000円を割り込んだ。
2月の既存店の月次業績が前年同月比4.2%減と2カ月連続のマイナスとなったことが売り材料に。
このほか、トミタ (T:8147)、新都HD (T:2776)、アクシーズ (T:1381)などが値下がり率上位にランクインした。


JASDAQ-TOP20では、メイコー (T:6787)、フェローテク (T:6890)、夢真HD (T:2362)などが上伸した。



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【反落、ホームドア関連などには物色も】7日(水)

■概況■4019.21、-11.01
7日(水)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも反落した。
値上がり銘柄数は248(スタンダード232、グロース16)、値下がり銘柄数は372(スタンダード352、グロース20)、変わらずは55(スタンダード52、グロース3)。
コーン米国家経済会議(NEC)委員長が近く辞任する見通しとなり、トランプ政権による保護主義政策が一段と進行することへの警戒感から、円高が進んだほか、米景気鈍化が世界経済にマイナスに作用することへの懸念が市場全体に広がっていた。
この流れもあり、JASDAQ平均は前日終値水準で取引を開始するも、売り優勢の展開に。
ホームドアやMuse細胞などテーマ性のある銘柄には短期資金が向かっていたこともあり、一時プラス圏を回復する場面もあったが、今夜の米国市場の大幅安に対する懸念も強まるなか、市場も見送りムードに。



◆注目銘柄◆
防衛関連株の細谷火工 (T:4274)が前日比233円(-16.52%)安の1177円、重松製 (T:7980)も59円(-6.28%)安の880円と売りに押される展開に。
北朝鮮は非核化協議や米朝関係正常化のため、米国と対話する用意があると表明。
対話の間、核実験や弾道ミサイル発射を凍結する考えも示したようだ。
北朝鮮の姿勢を受けて、一旦地政学リスクは後退したとの見方が強まった。
また、前日発表の上期決算は3割近い営業増益となったものの、材料出尽くし感が広がったアイル (T:3854)、通期業績予想の下方修正もあり得るとの見通しを示したアールビバン (T:7523)、足元の株価上昇の反動からセルシード (T:7776)などが下落した。
このほか、新都HD (T:2776)、レカム (T:3323)などが下落率上位となった。


一方、上昇率トップは21.37%高のナビタス (T:6276)。
本日も値幅取りの動きが引き続き活発化した。
また、JR東日本 (T:9020)が東京圏でのホームドア整備の対象駅を拡大、整備計画を早めると発表したことが材料視され、ホームドア関連銘柄としてスパンクリート (T:5277)、高見サイ (T:6424)がいずれもストップ高を演じた。
Muse細胞関連として思惑人気を集めた免疫生物 (T:4570)も大幅に続伸、NEW ART (T:7638)は香港子会社がICOを実施すると発表し関心を集めた。
その他、アミタHD (T:2195)、応用技術 (T:4356)、菊水電子 (T:6912)などが値上がり率上位にランクインした。


JASDAQ-TOP20では、セリア (T:2782)が反発。
一方、2月の既存店売上高が伸び悩んだマクドナルド (T:2702)が反落した他、フェローテク (T:6890)、夢真HD (T:2362)などが値下がりした。



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【反発、外部環境の落ち着きを背景に買い戻し】8日(木)

■概況■4041.88、+22.67
8日(木)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも反発した。
値上がり銘柄数は387(スタンダード360、グロース27)、値下がり銘柄数は228(スタンダード219、グロース9)、変わらずは58(スタンダード55、グロース3)。
サンダース米大統領報道官が鉄鋼とアルミの輸入関税について、「国家安全保障上の観点からカナダとメキシコに例外措置を設ける可能性があり、他の国に対してもあり得る」と発言したため、一律に関税を課す強硬策が回避されるとの安心感が広がり、新興市場も買い先行で取引を開始。
ただ、日本時間のあす午前に輸入関税の詳細が判明することから、詳細を受けた8日の米国市場の動向を見極めたいとの思惑から、後場には利食いの動きも散見された。



◆注目銘柄◆
GRC社と液浸冷却装置の販売について業務提携した日本フォーム (T:7869)が上昇率トップ。
前日にホームドア関連として人気化した高見サイ (T:6424)、スパンクリート (T:5277)も連日のストップ高。
株主優待制度の導入を発表したプラザクリエ (T:7502)も同じくストップ高まで買い進まれた。
また、伊豆シャボテンR (T:6819)、新都HD (T:2776)など低位株に物色が見られた他、金融庁が仮想通貨交換業者7社の行政処分を発表したと伝わると安心感からトレイダーズ (T:8704)など仮想通貨関連の一角には買い戻しの動きが出ていた。
加えてユビキタス (T:3858)も前日比95円(+9.45%)高の1100円と値を飛ばした。
米国国立標準技術研究所(NIST)が標準化を検討している量子コンピュータ対応公開鍵方式暗号技術の候補として、米社の「NTRU」シリーズが書類選考を通過したと発表。
同社子会社が米社の日本総代理店であり、期待感が先行したもよう。
その他、ムラキ (T:7477)、エージーピー (T:9377)などが値上がり上位となった。


一方、前日の株価急伸の反動からNEW ART (T:7638)が8,57%安、免疫生物 (T:4570)も8.21%安と反落した。
このほか、IGポート (T:3791)、ワイエスフード (T:3358)、応用技術 (T:4356)などが値下がり率上位にランクインした。


JASDAQ-TOP20では、メイコー (T:6787)、アイサンテクノ (T:4667)、ザイン (T:6769)などの自動運転関連に物色が向かったようだ。




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【小幅続伸、次第に様子見ムードが広がる】9日(金)

■概況■4045.85、+3.97
9日(金)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は続伸、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに反落した。
値上がり銘柄数は330(スタンダード309、グロース21)、値下がり銘柄数は279(スタンダード265、グロース14)、変わらずは77(スタンダード72、グロース5)。
注目されていたトランプ米大統領による関税計画の詳細発表では、カナダとメキシコへの関税適用を除外し、他の同盟国にも交渉余地を残すことが明らかとなった。
これを好感する格好から、JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。
しかし、2月の東京市場の急落の一因となった雇用統計の発表を控えていることもあり次第に様子見ムードが広がる展開に。



◆注目銘柄◆
GRC社との業務提携が引き続き材料視され、日本フォーム (T:7869)が前日比80円(+22.86%)高の430円と連日でストップ高を演じた。
また、値動きの軽さから地域新聞 (T:2164)に物色が向かった他、エスエルディー (T:3223)は日本橋高島屋「ポケモンカフェ」のオープンが迫り期待感が高まった。
クレオ (T:9698)は働き方改革関連として、カーディナル (T:7855)は無人レジ関連としてそれぞれ物色が向かった。
その他、プラザクリエ (T:7502)は、新株主優待制度の導入を材料にした買いが継続し前日比38円(+8.92%)高の464円と続伸、国際チャート (T:3956)、アミタHD (T:2195)、サカイHD (T:9446)などが値上がり率上位にランクインした。

一方、下落率トップは16.00%安のユニバーサル (T:6425)。
米ウィン・リゾーツ社と係争中の訴訟に関して和解し思惑相場が一巡したとの見方から、ストップ安まで売られた。
また、ホームドア関連として物色されたスパンクリート (T:5277)、高見サイ (T:6424)は利食いに押され、米朝首脳会談が5月までに開催される見通しと伝わったことから細谷火工 (T:4274)、重松製 (T:7980)など防衛関連が大幅安となった。
この他、伊豆シャボテン (T:6819)、やまみ (T:2820)、新都HD (T:2776)、プロトコーポ (T:4298)などが下落率上位となった。


JASDAQ-TOP20では、セリア (T:2782)が大幅安となった他、マクドナルド (T:2702)、夢真HD (T:2362)、アイサンテクノ (T:4667)などが売り優勢。



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