グローバルに資産運用、リスク・マネジメント、アドバイザリー・サービスを提供している米国のブラックロックが仮想通貨市場やブロックチェーンを活用する手段を検証するチームを形成した。 英国のフィナンシャルニュースの報道によると、6.3兆ドルの資産を保有する世界最大のアセットマネジャーがビットコイン先物に投資するかどうかを検証していくほか、競争相手が仮想通貨に関して何を行い、どのようにビジネスに影響しているかを検証しているという。
最高経営責任者のフィンク氏はその後のインタビューで報道を確認した。
先週、SACキャピタルを創立後、ファミリーオフィス、ポイント72アセット・マネジメントを運営している米国の著名投資家のスティーブ・コーエン氏が仮想通貨に特化したヘッジファンドに資金を投入すると発表したことに続く動き。
米国投資銀行のゴールドマンサックスも顧客の要請を受け、仮想通貨トレーディングチームを新たに作ったことがすでに明らかになっている。
また、スイス証券取引所を運営するSIX グループのスイス取引所は先週、デジタル資産で「エンドツーエンド」の取引所を立ち上げ。
潜在的にいずれ、ビットコインのような仮想通貨の取引につなげる可能性を広げた。
主要な欧州の取引所の中で初めて、デジタルトークンや証券に門戸を開放する。
機関投資家の需要に備える動きととらえられている。
こういった報道を受け、大規模な機関投資家の参入を期待した仮想通貨買いが再燃した。
仮想通貨ビットコインは16日、1BTC＝6500ドルを突破し、1週間ぶりに6700ドル台をつけた。