情報技術・通信産業や市場データなどの調査会社であるインターナショナルデータコーポレイションが発行した最新レポートで、ブロックチェーン・ソリューションへの出費が2022年までに年間75％近くの成長率で増加すると予測している。 レポート「世界規模の半期毎ブロックチェーン消費ガイド」（Worldwide Semiannual Blockchain Spending Guide）の中で、同社のアナリストは、2018年にブロックチェーン産業におけるプロジェクトの総支出は15億ドルと予測されるが、2022年には117億ドルに到達すると予測している。
レポートの中では、ブロックチェーン・プラットフォームのソフトウェアは急速に成長しているカテゴリーの1つであり、セキュリティ・ソフトウェアとともに最大のカテゴリーとなると予測している。
この支出は、ブロックチェーン技術の採用を早期から検討する銀行などを含む金融セクターが主導すると期待される。
レポートのデータでは、2018年には金融セクターだけで計5億5200万ドルをブロックチェーン技術に費やしていることになる。
流通・サービス部門がこれに続き、3億3400万ドルが投資されている。