堀田丸正 (T:8105)は23日、RIZAPグループ {{|0:}}と資本業務提携の締結し、発行する第三者割当増資をRIZAPグループが引き受け、RIZAPグループ入りすると発表した。 同社は創業155年で、付加価値の高い意匠撚糸（いしょうねんし）素材に強みを持っている。
創業以来事業領域を拡充し、M&Aを繰り返しながら事業の黒字化成長拡大をしてきた。
しかし、国内の繊維産業は、中国や東南アジアからの安価での大量輸入や衣料品販売の伸び悩みなどを背景に縮小基調にあり、抜本的な経営改革や財務体質の強化が課題となっていた。
今回の業務提携により、短期的には、「成長戦略推進のための基盤作り」として将来にわたる事業毎の収益構造を改善することを前提に、現状のコスト構造の抜本的な見直しを数億円規模の利益創造を図る。
中長期的な持続的成長に向けて、事業毎の課題抽出による「事業の選択と集中」を行い、RIZAPグループとのシナジーを発揮する中で、来年度以降の大幅な増収増益へとつなげる狙い。
成長に向けた主な施策として、洋装事業の売上拡大、意匠撚糸事業の売上拡大、新規顧客の開拓、EC展開の強化、海外での販売拡大などを実施していく計画だ。