(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 9882.17(+ 14.21)
前営業日終値 9867.96(‐104.22)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2116.09(‐25.76)
前営業日終値 2141.85(‐12.62)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1063.41(‐ 3.54)
前営業日終値 1066.95(‐12.65)
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[ニューヨーク 27日 ロイター] 米株式市場はS&P500種とナスダックが3
営業日続落。このところ値上がりしていたハイテク株に利益確定の売りが出た。米コンフ
ァレンス・ボードの消費者信頼感指数が予想以上に低下したことは、個人支出をめぐる警
戒感につながった。
中国ネット検索大手の百度公司
を発表したことも失望を誘い、ハイテク株を圧迫した。フィラデルフィア半導体株指数
<.SOXX>は2.5%安。
一方、英BP
ウィリアムズ・キャピタル・グループの米株トレーディング責任者、スティーブン・カ
ール氏は「利食い売りに押されている。消費者信頼感もさえない内容だった」と指摘。
「前週はダウがおおむね1万ドルを上回る水準で推移するなど好調だった。相場は過大評
価されている可能性があるとの見方が支配的となっている」と述べた。
ダウ工業株30種<.DJI>は14.21ドル(0.14%)高の9882.17ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は25.76ポイント(1.20%)安の2116.09。
S&P総合500種<.SPX>は3.54ポイント(0.33%)安の1063.41。
IBM
を92億ドルに拡大する方針を発表した。
百度公司の弱い売上高見通しを嫌気し、ハイテク株は軟調。百度公司は11.4%、ア
ップル
半面、英BPの好決算が追い風となり、エクソンモービルは2.3%、シェブロンは
1.5%それぞれ上昇。また原油価格が持ち直したこともエネルギー株の支援材料となっ
た。
この日発表された経済指標では、大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)
が発表した10月の消費者信頼感指数が47.7と前月の53.4から大幅に低下。エコ
ノミスト予想の53.1も下回り、消費者が雇用市場に対する懸念を強めていることが浮
き彫りになった。
これを受けS&P小売り株指数<.RLX>は1.6%安、S&P一般消費財指数<.GSPD>も
1.7%安。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが発表した8月の主要2
0都市圏の住宅価格動向を示す指数は、4カ月連続で上昇。エコノミスト予想(前月比0
.7%上昇)を上回る前月比1.2%上昇となった。
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