【明日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ユーロ円 145.95 下落 (時間足)↓
予想レンジ 145.40~146.30
【THV V4による分析】
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
下値模索が続くと予想します。
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【昨日の概要】
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日経平均株価は、序盤売られたものの引け前には買い戻されて、+56円高の17357円で引けました。
しかし、ドル円の方は麻生財務相からの円安けん制発言があり、117円台後半付近で伸び悩みました。
【動画】
ダウとS&Pが連日で最高値更新 (21日)
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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17810.06(+91.06 +0.51%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・17430(大証終比:+50 +0.29%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1197.70(+6.80 +0.57%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・76.51(+0.66 +0.87%)
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【経済指標】
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★★★
22:30 (加)10月CPI(前年比)
前回:+2.0% 予想:+2.0% 結果:+2.4%
★★★
22:30 (加)10月CPIコア(前年比)
前回:+2.1% 予想:+2.2% 結果:+2.3%
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【明日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:過熱感が高い、円安けん制発言
△強気材料:NYダウが史上最高値を更新、中国の利下げ
◆ドル円は117円台後半で推移
◆米10年債利回りは2.312%へ下落
◆NYダウが史上最高値を更新
◆緩和追加発言でユーロが急落、ポンドも連れ安
◆中国が予想外の利下げ、オセアニア通貨が上昇
◆東京市場は勤労感謝の日の振替休日で休場
◆日経平均先物は時間外で+60円高の17415円
☆中国株の値動きに注目
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<ドル円は上値重いが、NYダウは史上最高値を更新>
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ドル円は、麻生財務相が「この1週間の円の下がり方はテンポが速すぎる」と発言したため、117円台で伸び悩んでいるものの、NYダウが史上最高値を更新しており、底堅い推移が続いています。
ドラギECB総裁による緩和拡大発言や、中国による予想外の利下げを受けて、株式市場は再び活気づきました。
しかし、過熱感が高いうえ割安感はまったくないため、調整は時間の問題と思われます。
特に、ナスダック市場はPERは23.39となっており、いつ急落してもおかしくない状態になっているため、注意が必要でしょう。
▼世界の株価PER
株高の割に米10年債利回りは2.312%と伸び悩んでおり、株高の一方で警戒感も台頭しているようです。
▼米10年債利回り
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<再びユーロ売りが強まる>
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先週末のドラギECB総裁の緩和拡大発言を受けて、再びユーロが売られる展開となりました。
ユーロドルは1.2375、ユーロ円も145.69円まで急落しています。
引け値で見ても、ユーロドルは-150pips、ユーロ円は2円25銭も下落しており、一気にユーロ安の方向へ動いたことが分かります。
特に、円売りを受けて急上昇してきたユーロ円は、円安けん制発言の影響もあって下値模索となる可能性が高いです。また、ポンドも連れ安となっています。
下記は、11月18日時点のIMM通貨先物ポジションなので週末にはさらに変化していると思われますが、ここからさらにユーロを売り込んでいくのかどうか、要チェックです。
▼IMM通貨先物ポジション(11/18)
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
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<中国の利下げでオセアニア通貨が上昇>
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金曜日の夜に、中国が予想外の利下げを行ったことで、オセアニア通貨が急騰しました。豪ドル円は102.85円、NZドル円も93.69円まで上昇しています。
しかし、その後は売りに押されてNYドル円はほぼ行って来いに、豪ドル円も上昇分の3分の2程度戻しました。
中国の利下げは短期的には買い材料ですが、これは中国経済が低迷していることを認めたことにもなるので、買い一巡後は慎重な値動きとなりそうです。
先週末の欧州株は+3%近くまで急上昇しており、週明けの中国上海株も買い先行でスタートすると思われますが、すでに高値圏にあるためどこまで上値が追えるか注目。
NYダウのように上髭を付けて引けるようであれば、いったん利食い売りに押されることになると予想します。
▼中国上海株
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<ドル円 オーダー状況>
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120.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
119.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
119.20円 売り厚め・超えるとストップロス買い
119.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
117.73円 11/22 6:15現在(高値118.37円 - 安値117.36円)
117.00円 買い
116.80円 買い
116.50円 買い
116.00円 買い
週明け月曜日は、東京市場が勤労感謝の日の振替休日で休場となっていますが、先週末に大きく動いた直後なので、ボラティリティの高い状態が続くと予想します。
いつものように、寄り付き前のレートをブログの方へ掲載します。
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【経済指標】
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18:00 (独)11月IFO企業景況感指数 前回:103.2 予想:-
★★★
18:00 (独)11月IFO景気動向期待指数 前回:98.3 予想:-
★★★
18:00 (独)11月IFO景気動向現況指数 前回:108.4 予想:-