🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

チャート分析:米中貿易やG7の発言を受けて、日本円は上昇

発行済 2019-05-08 16:52
更新済 2020-09-02 15:05
USD/JPY
-

日本円が3日続伸となっている。この要因は、円の安全資産としての性質によるものなのか、それとも主要7カ国(G7)の高官の発言によるものなのか。

持続的なデフレを打ち破るための日銀による積極的な金融緩和が見込まれて、日本株は好調である。一方、日本円は年初来下降トレンドとなっている。G7では為替操作をしないことで合意しており、G7の高官は日銀の金融緩和に対して否定的と捉えられるコメントをしている。

英中央銀行のマーク・カーニー総裁は7日、G7各国は金融政策において通貨安政策を行わないのが原則であると述べた。米国は中国の為替操作を非難しており、米中通商協議において為替条項が重要な論点となっている。

これらの発言を受けて、将来の見通しは不透明なものとなっている。テクニカル分析の観点では、日銀の金融緩和にも関わらず円高を示している。しかし、ファンダメンタルズと同様に明確なことは分からない。

USD/JPY Daily Chart

(チャートはTradingViewより引用)

ドル/日本円は200日、50日移動平均線を割り込んだ後に、年初来の短期的な上昇トレンドを下回った。その後、ドル/日本円はさらに下落を続け、100日移動平均線がサポートとなっている。

RSIは3月25日に109.72となった水準を下回っており、109.72を下回ってダブルトップが完成する可能性を示唆している。

MACDは売りシグナルを示している。また、50日移動平均線は200日移動平均線に肉薄した後、下方へカーブしており、抵抗ラインを示している。

トレード戦略

保守的なトレーダーは、ダウ理論下降トレンド成立を確認し、トレンド転換を見極めるべきだ。

一般のトレーダーは、少なくとも109.72の水準を2%下回って、ダブルトップの完成を待つべきである。

積極的なトレーダーは、100日移動平均線を下回り、RSIのダブルトップ形成を確認しつつ、ショートすべきである。

トレード例

  • エントリー:110.80

  • 損切り:111.00

  • 損切り幅:20pips

  • 目標価格:110

  • 利確幅:80pips

  • リスクリワードレシオ:1:4

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます