今日のトピック
23日19時現在のビットコインの価格は43,985ドル、前日同時刻比で+3.62%の上昇となっています。
FOMC結果は無風に終わる
今朝日本時間午前3時30分ごろ、パウエル議長が米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の記者会見を開きました。
結論から言うと今回の会合は無風に終わった構図で、今後の金融政策などの見通しとして、「FOMC参加者の半数が0金利政策の解除に望ましい経済状況が2022年末には実現すると考えている」と述べました。
テーパリングに関しては11月に方針を決定する見込みで、その後22年の半ばごろまでにテーパリングを終えるのが適当という点では参加者の幅広い支持を受けているようです。
これを受け仮想通貨市場は一旦は落ち着きましたが、もう一つの重要トピックである、エバーグランデ社のデフォルト危機の問題があるため、引き続き警戒はしておく必要があるでしょう。
中国当局は恒大集団のデフォルト回避に消極的か
中国政府は現地当局に恒大集団のデフォルトに備えろと指示を出していることがわかりました。
これをこれを受け株式市場は売られる展開となっています。
現在ビットコイン自体には大きなファンダはないため、株式市場に連れ安となる傾向が続いています。
今後も株式市場と恒大集団の動向には注目しておきましょう。
テクニカル
18日にレンジ上限の48,500ドルで反発したビットコインは株式市場の下落に釣られる形で大幅下落する展開となりました。
今回の暴落でビットコインは安値を割り込み約1ヶ月半ぶりの3万ドル台を記録しています。
その後は、安値で反発する形となり、現在は44,000ドルまで上昇。今後は安値で反発できるか注目です。