[15日 ロイター] - 米国の石油・天然ガス探査・生産会社カリフォルニア・リソーシズ (N:CRC)は15日、連邦破産法第11条の適用を申請した。利払いが不履行になった。
米国ではここ数カ月、原油価格の急落を受けて経営破綻するエネルギー会社が相次いでいる。
カリフォルニア・リソーシズは11億ドルの事業再生融資(DIPファイナンス)を確保した。
同社はカリフォルニア州最大の石油・天然ガス生産会社。2014年にオキシデンタル・ペトロリアムから分離・独立(スピンオフ)して以降、多額の負債を抱えてきた。
原油価格は、新型コロナウイルスの流行や主要産油国の値下げ競争を背景に大幅に下落した。
カリフォルニア・リソーシズも、生産と設備投資を削減。今年5月には、債務を再編しなければ事業を継続できない可能性があると表明していた。
米国ではシェール大手のチェサピーク・エナジー