🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

UAE、原子力インフラへの投資巡り欧州諸国と接触=関係筋

発行済 2024-04-01 11:54
更新済 2024-04-01 12:01

Alexander Cornwell Maha El Dahan

[ドバイ 29日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)は欧州の原子力インフラへの投資を巡り英国を含む欧州諸国と接触している。事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。

その一環として、アブダビ首長国の政府系投資会社ADQが保有する首長国原子力会社(ENEC)が、欧州の原子力事業の少数株主になる構想について協議している。ENECは他国の原子力インフラの経営権を取得したり運営を担ったりする意向はないが、少数株式を保有する国際的原子力会社になる意向だ。

関係者の話では、ENECは英国への投資について話し合いを進めてきた。

潤沢な資金を保有する産油国のUAEとサウジアラビアは、経済が化石燃料に依存する状況からの脱却を目指している。一方で英国は、フランスのエネルギー大手EDFが建設している大規模原子力プロジェクト「サイズウェルC」への追加の民間投資を求めている。

UAEと英国は昨年12月にドバイで開かれた国連気候変動枠組み条約第28回締結国会議(COP28)で民生用原子力分野の協力に関する覚書を締結した。

© Reuters.  3月29日、アラブ首長国連邦(UAE)は欧州の原子力インフラへの投資を巡り英国を含む欧州諸国と接触している。写真はイギリスのサイズウェル原子力発電所の「サイズウェルB」。イギリスのサフォークで2013年4月撮影(2024 ロイター/Suzanne Plunkett)

英エネルギー安全保障・ネットゼロ省の報道官は「サイズウェルCは英国の新たな原子力政策の重要な柱であり、低コストで環境に配慮した安全な電力システムを構築する計画の中核的存在だ」と指摘。出資構成などの商業的な話し合いは進行中であり、それ以上はコメントできないとした。

ENECはロイターに対する声明で、同社は「国際的成長と投資に関する計画」の一環として、「新たな民生用原子力プロジェクトと、民生用原子力技術およびクリーン水素といった関連するクリーンエネルギー技術の双方で、協力する機会を探るため多数のパートナーと取り組んでいる」と説明した。

さらに関係者によると、ENECは最近の原子力施設建設の経験を踏まえ、欧州諸国における原子力インフラ開発のパートナーとなる可能性もある。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます