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中南米の24年成長率予想は1.4%、外需低迷で緩やかに=OECD

発行済 2024-05-02 18:58
更新済 2024-05-02 19:00
© Reuters.  5月2日、経済協力開発機構(OECD)は、中南米7カ国(アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、メキシコ、ペルー)について、外需低迷が続くため今年と来年の

Marion Giraldo

[メキシコ市 2日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は2日、中南米7カ国(アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、メキシコ、ペルー)について、外需低迷が続くため今年と来年の成長率は緩やかになるとの見通しを示した。

今年の成長率予想は1.4%、来年は2.4%とした。昨年の成長率は1.9%だった。

「2025年の見通しは外需の拡大とインフレ率のさらなる低下でより明るい。ただ、世界的な地政学的緊張の高まりと不安定な金融市場がマイナスの影響をもたらす」と指摘した。

また、災害が農業生産の打撃となり、多くが輸出される原材料の価格を押し上げる可能性があるとの見方を示した。

今年の成長率予想が最も高いのはコスタリカの3.6%。次いでチリとペルーが2.3%。ブラジルは1.9%、メキシコは2.2%、コロンビアは1.2%。

アルゼンチンはハイパーインフレと財政緊縮の影響でマイナス3.3%。25年は2.7%のプラス成長が予想されている。

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