(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4361.84(+ 15.38)
前営業日終値 4346.46(+108.78)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 4957.19(+ 28.75)
前営業日終値 4928.44(+146.75)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3199.68(+28.41)
前営業日終値 3171.27(+89.40)
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<ロンドン株式市場> 4日続伸し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は1カ月ぶり
高値で引けた。米JPモルガン
ルギー・医薬品株に買いが入った。
FT100種指数は序盤で若干軟調に推移したものの、中盤でJPモルガン決算が発表
されるとマイナス圏から切り返した。
同時発表された7月の米フィラデルフィア連銀製造業業況指数はマイナス7.5と前月
のマイナス2.2から悪化。米株市場では押し下げ材料となったものの、英国市場への影
響は限定的だった。
投資家は企業業績に加え相場の上昇基調が今後も続くかを見極めるため、同日の米国市
場引け後に発表される米IBM
ている。
シティ・インデックスのアナリスト、ニック・サーフ氏は「IBMとグーグルの決算内
容がどの程度良いかにすべてかかっている」と述べた。
銀行株が上昇を主導。HSBC
グループ
資産運用のシュローダー
から「バイ」に引き上げた。
エネルギー株も堅調。米原油先物
ロイヤル・ダッチ・シェル
した。
石油サービス会社ペトロファク
連合が、天然ガス施設建設プロジェクトで、アブダビガス工業会社(GASCO)から
21億ドル規模の受注を獲得したとのニュースを好感した。
一方で鉱山株は軟調。金属需要見通しに対する不安が根強い。アングロ・アメリカン
リスク選好は若干改善したものの依然弱く、ディフェンシブ銘柄にも買いが入った。医
薬品株ではアストラゼネカ
した。
<欧州株式市場> 続伸し、終値ベースで1カ月ぶり高値をつけた。米JPモルガン
を押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.49ポイント(0.40%)高
の866.81。6月12日以来の高値で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.95ポイント(0.32%)高の
2458.97。
金融株が上昇を主導。14日に発表された米ゴールドマン・サックス
え、JPモルガンの第2・四半期が予想を大幅に上回る36%の増益となったことを手掛
かりに買いが優勢となった。
HSBC
BNPパリバ
GR.PA>、ナティクシス
2009年第2・四半期の中国国内総生産(GDP)伸び率が前年同期比7.9%と第
1・四半期の同6.1%から加速し、エコノミスト予想の同7.5%を上回ったことは、
世界景気後退の終息につながる可能性があるとの見方を支えた。
医薬品株も高い。アストラゼネカ
ノルディスク
ア
スイスのノバルティス
一致し、医薬品の通年売上高見通しを引き上げた。
一方、フィンランドの携帯電話機大手ノキア
利益・市場シェア見通しを引き下げた。
[東京 17日 ロイター]