![](http://c1308342.cdn.cloudfiles.rackspacecloud.com/news_providers_logos/fisco_s.png)
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られ、日本が祝日中の米国株式市場は続伸となった。
ただ、為替相場は朝方に一時1ドル=100円台後半と円高に振れており、日経平均は利益確定売りが先行して47円安でスタートした。
寄り付き後は円高が一服し、足元では1ドル=101.20円台で推移しており、日経平均も前営業日の終値近辺まで値を戻している。
個別では、任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)などがさえない。
円高が嫌気されトヨタ自 (T:7203)やホンダ (T:7267)といった自動車株が2%超下落しているほか、第一生命 (T:8750)、野村 (T:8604)、ディーエヌエー (T:2432)は3%超の下落で推移している。
また、ネット広告で不適切取引と報じられた電通 (T:4324)のほか、松井証券 (T:8628)、中国工 (T:5974)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、ソフトバンクグ (T:9984)、ソニー (T:6758)、ファーストリテ (T:9983)などが堅調。
リクルートHD (T:6098)、コマツ (T:6301)が2%超の上昇で推移しており、KDDI (T:9433)は3%近く上げている。
また、ニチユ三菱 (T:7105)、JAC (T:2124)、メガチップス (T:6875)などが東証1部上昇率上位となっている。
(株式アナリスト 小林大純)