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6日の欧米市場は欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて上昇。
為替市場でも米10月耐久財受注改定値や製造業受注の予想上振れで1ドル=114円台まで円安に振れており、日経平均はこうした流れを受けて74円高からスタートした。
寄り付き後は18500円に迫る場面もあったが、前場後半に差しかかり上げ幅を縮小する展開となっている。
市場では連日で陰線を形成していることなどが意識されているようだ。
個別では、孫社長とトランプ次期米大統領の会談が伝わっているソフトバンクG (T:9984)が3%を超える上昇で推移している。
三菱UFJ (T:8306)、任天堂 (T:7974)、トヨタ自 (T:7203)、みずほ (T:8411)、三井住友 (T:8316)もしっかり。
ファーストリテ (T:9983)が2%超の上昇で指数を押し上げており、東京電力HD (T:9501)も3%超の上昇。
また、ソフトバンテク (T:4726)、新日無 (T:6911)、だいこう (T:8692)などが東証1部上昇率上位となっている。
一方、ビッグローブ買収の方針と報じられたKDDI (T:9433)が3%超下落しているほか、NTTドコモ (T:9437)、ミネベア (T:6479)、NTT (T:9432)、7&iHD (T:3382)、JT (T:2914)などがさえない。
三井物産 (T:8031)も小安い。
また、安永 (T:7271)やアジア投資 (T:8518)が引き続き利益確定売りに押され、東証1部下落率上位となっている。
(株式アナリスト 小林大純)