40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ポンド下落、ジョンソン前外相は党首選出馬に意欲

発行済 2019-05-17 16:03
© Reuters.  ポンド下落、ジョンソン前外相は党首選出馬に意欲

ポンドはここ1か月比較的落ち着いていたが、ブレグジット問題が再浮上したことで4か月ぶりの安値を付けている。

合意なき離脱の懸念が再浮上したことで、日本時間17日午後6時25分時点でポンドは1.2772ドル、対ユーロで1.1438となっている。

メイ英首相が離脱協定法案の通過如何によらず、退陣スケジュールを6月に発表するという報道がなされた後、ポンドは下落した。

離脱協定法案の審議と採決は6月第1週に行われるが、可決される見込みは薄い。

EU離脱に対する保守党の現在の情勢を考慮すると、合意無き離脱に反対するブレグジット推進派がメイ首相の後釜に座ることになる可能性がある。

また、16日ポンドが下落した理由としては、合意なき離脱もやむなしとする強行離脱派のボリス・ジョンソン前外相が出馬に意欲を示したことが挙げられる。

一方、中国経済指標が下振れしたことを受け、米ドルは中国元に対し高値圏で取引された。

公式レートが昨年12月以来初めて6.90を上回ったものの、オフショア人民元は6か月ぶりの安値となる6.9449を付けた。

中国国営通信社の新華社は、「協議を進めるにあたって米国には誠意が見られない」とコラムに記した。「仮に米国側が中国国民の意思を無視するならば、中国側からは良い返事が得られないだろう」

米中貿易協議が緊迫する前に集計されたデータに基づいているにも関わらず、中国の4月鉱工業生産と小売売上高は大きく減少した。

オランダ金融サービス大手INGのエコノミストであるIris Pang氏は、「5-6月も低調な経済指標が続けば、中国の2019年GDP成長率は前年比6.0%鈍化するだろう」とした。

同氏は一方で、貿易協議が当時良好に進行していたことを考慮すると、4月中国経済指標の減速は、経済刺激策を行う緊急性が軽減されたことを反映している可能性があると指摘した。またこの緊急性は現在では容易に再燃しうると付け加えた。

ドル円は下落しているものの、ドルインデックスは日本時間17日午後6時25分時点で97.725まで回復している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます