14日の米国市場は、NYダウが800.49ドル安の25479.42、ナスダック総合指数が242.42pt安の7773.94といずれも急落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比460円安の20120円。
15日早朝の為替は1ドル=105円70-80銭と、14日大引け時点比で約60銭程度の大幅円高。
本日の東京市場は全面安での寄り付きが予想される。
ソフトバンクG (T:9984)、任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、トヨタ (T:7203)といった主力銘柄の大幅安が予想されるほか、欧米市場での逆イールド出現による事業環境の悪化懸念から三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)といった大手銀行株も売りに押されそうだ。
ただ、日経平均が大きく下げた6日は、朝方の大幅安から下げ幅を縮小して引けているため、ファーストリテ (T:9983)など日経平均において構成比の高い銘柄には、短期的なリバウンドを想定する買いが期待できよう。
また、円相場が再び1ドル=105円台と強含んできていることから、円高が輸入原料価格低下メリットになる不二家 (T:2211)や東洋糖 (T:2107)、チムニー (T:3178)といった食品・外食セクターなどの銘柄は注目されよう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたラウンドワン (T:4680)、郵船 (T:9101)、商船三井 (T:9104)、川崎汽船 (T:9107)などに注目。