欧米株式市場の下落を受けて、本日は売り先行の展開となろう。 その後は最近の動きと同様に狭いレンジでのもみ合いとなっていこう。
海外市場ではキャタピラーが下落、中国関連を中心に景気敏感株のマイナス材料とされよう。
ＨＳＢＣの中国ＰＭＩ発表が予定されているが、仮に上振れても先行き懸念は払拭しきれない状況か。
一方、ＧＭなどは決算を受けて上昇しているが、国内自動車株への波及効果は少なそうだ。
関心は化学セクターか。
先の三井化学 (TOKYO:4183)の大幅上方修正に続いて、住友化学 (TOKYO:4005)の好業績観測報道が伝わっている。
あらためて化学大手の好決算期待が高まる可能性は高いだろう。
原油市況の下落基調も支援となる。
ほか、信越化学 (TOKYO:4063)にも前日の決算に評価が高まっているもよう。
業績観測報道のマツダ (TOKYO:7261)だが、アク抜け感の高まりも想定しておきたい。