[香港 26日 ロイター] - 「マカオのカジノ王」として知られる実業家のスタンレー・ホー氏が死去した。享年98歳。中国中央テレビが伝えた。
ホー氏は裸一貫から事業を興し、旗艦企業SJMホールディングス (HK:0880)を通じてマカオをアジアの一大カジノ都市にするのに貢献した。
2012年に同氏の財産を巡り一族の間で法廷闘争が繰り広げられ、事業の再編を迫られた。
アナリストらは、ホー氏の死去が事業に大きな影響を与えることはないとみている。
ホー氏は、ダンスを楽しみ、親しい人々にはギャンブルをしないよう助言していたという。