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ヨルダン国王、イスラエルのラファ侵攻回避訴え 米大統領と会談

発行済 2024-05-07 07:21
更新済 2024-05-07 12:54
© Reuters. FILE PHOTO: King of Jordan Abdullah II speaks while making a joint statement with French President Emmanuel Macron at the Elysee Palace in Paris, France, 16 February 2024.  YOAN VALAT/Pool via REUTERS/File Photo

Nandita Bose Steve Holland

[ワシントン 6日 ロイター] - ヨルダンのアブドラ国王は6日、バイデン米大統領との私的な会談で、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ南部ラファに侵攻すればパレスチナ市民の「新たな虐殺」につながると述べ、国際社会に対して緊急に行動するよう促した。

アブドラ国王はホワイトハウスでバイデン氏と昼食を共にした。ヨルダン王室の声明によると「国王は、イスラエルによるラファへの地上侵攻の影響について、紛争が域内に拡大する可能性を警告した」。

国王は、ラファへのイスラエルの侵攻は新たな虐殺につながる恐れがあると主張。ガザでの即時停戦を求める努力の重要性を強調した。

国王とバイデン氏は、ガザでの持続可能な停戦に向けた取り組みへのコミットメントを確認した上で、同地区への持続的な人道支援の提供を促進することが重要との認識で一致したという。

一方、ホワイトハウスの声明によると、両首脳は「(イスラム組織)ハマスに拘束されている人質の即時解放と、緊急に必要な人道支援をガザ全体に安全に届けることができる持続可能な停戦の必要性」について話し合った。

また「両者とも、イスラエルの安全が保証された形でのパレスチナ国家への道筋を含め、耐久性のある永続的な和平を達成することに引き続きコミットしている」とした。

イスラエル軍は6日、ラファで空爆を実施。この数時間前には、ラファの住民に避難を促していた。

*システムの都合で再送します。

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