AOI Pro. (T:9607)は、バスキュール（本社:東京都港区）と共同で、野球選手の実際の投球を忠実に再現することでリアルな野球体験ができるVRコンテンツ「VR Dream Match - Baseball」を開発し、19日(日本時間20日)にアメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーにて発表した。 「VR Dream Match - Baseball」は、ヘッドマウントディスプレイを装着することによって、プロの舞台に立ち、プロに挑戦するという没入感の高い野球体験を人々に提供するVRコンテンツ。
テクノロジーを駆使した体験型コンテンツの制作実績を多く持つバスキュールがプログラミングを、映像プロダクションとして国内で業界大手の一角を担う同社が映像制作を、既にVRコンテンツの制作実績を持つ同社グループのポストプロダクションがCG制作を担当した。
データスタジアム（本社:東京都港区）の監修により、日本やアメリカの公式試合のデータを基に、投球の速度や回転数、軌道を細部まで忠実に再現することが可能としている。
数年内には公式試合のデータがほぼリアルタイムで体験できるようになる見込み。
11月には一般公開を予定。
様々なイベントで体験の場を設ける考え。
同社は本コンテンツを機にVR/AR事業に本格的に参入していくことを見据え、グループ内に専門プロジェクトチームを設けるとともに、8月にはテックイノベーションの中心であるアメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーにオフィスを開設した。
また、2017年1月4日付を予定しているティー・ワイ・オー (T:4358)との共同持株会社の設立を機に、今後は両社の経営資源を集結することでVR/AR等の新たな映像制作技術の開発を積極的に進めていくことを目指すとしている。