[ニューヨーク 26日 ロイター] - エネルギー産業への請負契約掘削サービスを提供する米ダイヤモンド・オフショア・ドリリング (N:DO)は26日、連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請した。
石油輸出国機構(OPEC)とロシア間の「価格戦争」やコロナウイルス流行に伴う石油需要減に見舞われる中、自社サービスに対する1日当たりの料金や需要が今年になって「急激に悪化した」と説明した。
ダイヤモンド・オフショアはメキシコ湾でに事業を展開している。
リフィニティブによると、ダイヤモンド・オフショアの筆頭株主は今月3日時点でロウズ・コーポレーション (N:L)となっており、株式53%を保有している。
最大の債権者はバンク・オブ・ニューヨーク・メロン (N:BK)で、債権総額は20億ドル。その次に保有債権額が大きいのはナショナル・オイルウェル・バーコ (N:NOV)で約620万ドル。
2019年末時点で、ダイヤモンド・オフショアの従業員数は、独立系請負業者を通じて受け入れている国際クルーを含め約2500人。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200426T234736+0000