科研製薬 (TOKYO:4521)は整形外科領域に強みを持つ製薬会社。
5月12日に発表された2015年3月期決算は、売上高が前期比5.6%増の938.8億円、経常利益が同31.4%増の203.9億円と増収増益を達成した。
薬価改定の影響などにより関節機能改善剤「アルツ」は減収となったものの、爪白癬治療剤「クレナフィン」が順調に売上を伸ばし、癒着防止吸収性バリア「セプラフィルム」や後発医薬品の伸長、「クレナフィン」の海外導出先からの収入、農業薬品の殺菌剤「ポリオキシン」の伸張が寄与している。
2016年3月期は売上高で前期比4.9%増の985.0億円、経常利益で同3.5%増の211.0億円と増収増益が見込まれている。
「クレナフィン」関連の売上が引き続き伸長する見込みだ。
EPSは2015年3月期の145.45円から168.97円と大幅に増加することが予想されている。
13期連続の増配など株主還元姿勢も積極的。
決算発表にあわせて、単元株式数を1,000株から100株に変更することに加えて、2株を1株に株式併合することで投資単位を適切な水準に引き下げる施策を発表している(2015年10月1日付け実施)。
5月12日に発表された2015年3月期決算は、売上高が前期比5.6%増の938.8億円、経常利益が同31.4%増の203.9億円と増収増益を達成した。
薬価改定の影響などにより関節機能改善剤「アルツ」は減収となったものの、爪白癬治療剤「クレナフィン」が順調に売上を伸ばし、癒着防止吸収性バリア「セプラフィルム」や後発医薬品の伸長、「クレナフィン」の海外導出先からの収入、農業薬品の殺菌剤「ポリオキシン」の伸張が寄与している。
2016年3月期は売上高で前期比4.9%増の985.0億円、経常利益で同3.5%増の211.0億円と増収増益が見込まれている。
「クレナフィン」関連の売上が引き続き伸長する見込みだ。
EPSは2015年3月期の145.45円から168.97円と大幅に増加することが予想されている。
13期連続の増配など株主還元姿勢も積極的。
決算発表にあわせて、単元株式数を1,000株から100株に変更することに加えて、2株を1株に株式併合することで投資単位を適切な水準に引き下げる施策を発表している(2015年10月1日付け実施)。