*15:28JST 日経平均は6日ぶり小反発、需給悪イベント通過も円高懸念で一時下落
日経平均は6日ぶり小反発。
10日の米株式市場でダウ平均は209.52ドル高と4日ぶり反発、ナスダック総合指数も+0.18%と4日ぶり小反発。
連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを警戒した売りが先行したが、その後金利が低下したことで買い戻しが優勢になった。
景気敏感株を中心に堅調に推移した一方、ハイテクは半導体株を除いて売り買いが交錯した。
なお、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は+2.06%と大幅に続伸。
上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りが一巡したことや米SOX指数の上昇を背景に日経平均は244.94円高からスタート。
しかし、為替の円高が重石となり、32500円に近づくと戻り売りに押される一進一退の展開が続いた。
前引けにかけて失速し、後場後半には一時下落に転じた。
ただ、32000円近くからは押し目買いや買い戻しが入り、大引けにかけては下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比13.84円高の32203.57円となった。
東証プライム市場の売買高は13億3223万株、売買代金は3兆1719億円だった。
セクターでは水産・農林、金属製品、精密機器が上昇率上位に並んだ一方、輸送用機器、電気・ガス、医薬品が下落率上位に並んだ。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の39%、対して値下がり銘柄は56%だった。
個別では、米SOX指数の上昇を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)、ディスコ (TYO:6146)など半導体株が大きく上昇。
SUMCO (TYO:3436)は経済産業省が新工場建設を補助するとの報道もあり大幅高。
連続増配や既存店売上高が好感されたコスモス薬品 (TYO:3349)は急伸。
決算を材料に前日ストップ高となった良品計画 (TYO:7453)は大幅続伸。
USEN-NEXT (TYO:9418)は大幅増益決算と業績上方修正が、パンパシHD (TYO:7532)は既存店売上高が、ベルク (TYO:9974)は第1四半期高進捗の決算がそれぞれ材料視されて大きく上昇。
ほか、ANYCOLOR (TYO:5032)やラクスル (TYO:4384)、Sansan (TYO:4443)などグロース(成長)株の上昇が目立つ。
三菱自動車 (TYO:7211)は外資証券の目標株価引き上げが好感されたようだ。
一方、本日、株式の売出価格が決定するソシオネクスト (TYO:6526)は急落。
為替の円高を受けてトヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、マツダ (TYO:7261)が大きく下落。
エーザイ (TYO:4523)、第一三共 (TYO:4568)の医薬品の一角が大幅安となり、NTT (TYO:9432)、KDDI (TYO:9433)の通信も安い。
決算が失望されたウエルシアHD (TYO:3141)、ブックオフGHD (TYO:9278)、進和 (TYO:7607)、業績下方修正や株主優待制度の廃止が嫌気されたワッツ (TYO:2735)などは急落した。
10日の米株式市場でダウ平均は209.52ドル高と4日ぶり反発、ナスダック総合指数も+0.18%と4日ぶり小反発。
連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを警戒した売りが先行したが、その後金利が低下したことで買い戻しが優勢になった。
景気敏感株を中心に堅調に推移した一方、ハイテクは半導体株を除いて売り買いが交錯した。
なお、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は+2.06%と大幅に続伸。
上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りが一巡したことや米SOX指数の上昇を背景に日経平均は244.94円高からスタート。
しかし、為替の円高が重石となり、32500円に近づくと戻り売りに押される一進一退の展開が続いた。
前引けにかけて失速し、後場後半には一時下落に転じた。
ただ、32000円近くからは押し目買いや買い戻しが入り、大引けにかけては下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比13.84円高の32203.57円となった。
東証プライム市場の売買高は13億3223万株、売買代金は3兆1719億円だった。
セクターでは水産・農林、金属製品、精密機器が上昇率上位に並んだ一方、輸送用機器、電気・ガス、医薬品が下落率上位に並んだ。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の39%、対して値下がり銘柄は56%だった。
個別では、米SOX指数の上昇を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)、ディスコ (TYO:6146)など半導体株が大きく上昇。
SUMCO (TYO:3436)は経済産業省が新工場建設を補助するとの報道もあり大幅高。
連続増配や既存店売上高が好感されたコスモス薬品 (TYO:3349)は急伸。
決算を材料に前日ストップ高となった良品計画 (TYO:7453)は大幅続伸。
USEN-NEXT (TYO:9418)は大幅増益決算と業績上方修正が、パンパシHD (TYO:7532)は既存店売上高が、ベルク (TYO:9974)は第1四半期高進捗の決算がそれぞれ材料視されて大きく上昇。
ほか、ANYCOLOR (TYO:5032)やラクスル (TYO:4384)、Sansan (TYO:4443)などグロース(成長)株の上昇が目立つ。
三菱自動車 (TYO:7211)は外資証券の目標株価引き上げが好感されたようだ。
一方、本日、株式の売出価格が決定するソシオネクスト (TYO:6526)は急落。
為替の円高を受けてトヨタ自 (TYO:7203)、日産自 (TYO:7201)、マツダ (TYO:7261)が大きく下落。
エーザイ (TYO:4523)、第一三共 (TYO:4568)の医薬品の一角が大幅安となり、NTT (TYO:9432)、KDDI (TYO:9433)の通信も安い。
決算が失望されたウエルシアHD (TYO:3141)、ブックオフGHD (TYO:9278)、進和 (TYO:7607)、業績下方修正や株主優待制度の廃止が嫌気されたワッツ (TYO:2735)などは急落した。