[ジャカルタ 19日 ロイター] - インドネシア財務省は19日、スリ・ムルヤニ財務相は「国家財政を管理するという職務を担い続ける」とする声明を発表した。2月14日に実施される大統領選を前に財務相が辞任するとの観測が広がっている。
ジョコ・ウィドド大統領は10月に退任した後も影響力を維持するため政治工作を行っているとされ、これを不満とする財務相ら複数の閣僚が辞任する可能性があると取り沙汰されている。
財務省は声明で「ダボスから帰国後、財務相はきょう、宮殿で大統領や内閣との3件の内部会議に出席した」と説明した。
大統領府は18日、内閣は「強固」だと強調している。