13日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり215銘柄、値下がり7銘柄、変わらず3銘柄となった。 日経平均は大幅続伸。
前日比421.03円高の16349.82円（出来高概算11億3000万株）で前場の取引を終えた。
ロシアとサウジアラビアが増産凍結で合意との観測から原油相場が大幅上昇したことが材料視された。
12日の米国市場でダウ平均が164ドル高となり、為替相場が1ドル＝108円台と円高一服していることも安心感につながり、日経平均は213円高でスタートしたのちも上げ幅を拡大する展開となった。
前引けにかけて取引時間中としては4月1日以来となる16300円台を回復した。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となった。
前引け時点で5.2％高と大きく上昇し、1銘柄で日経平均を約55円押し上げた。
4月7日引け後に発表した上期決算を受けて株価が急落していたが、買い戻しの動きが強まったようだ。
また、一部メディアに掲載された柳井会長兼社長のインタビュー記事を材料視する向きもあるもよう。
日経平均構成銘柄の上昇率トップはアルプス (T:6770)で8.0％高だった。
一方、値下がり寄与トップは高島屋 (T:8233)となった。
5.6％安と急落し、日経平均構成銘柄の下落率トップにもランクインした。
前日引け後に16年2月期決算を発表している。
営業利益は前期比3.0％増と6期連続の増益を達成したが、会社計画を若干下回り、15年12月-16年2月期（第4四半期）では前年同期比17.5％減と3四半期ぶりの減益となった。
17年2月期の会社計画も市場予想を下回る内容だった。
*11:30現在 日経平均株価 16349.82(+421.03) 値上がり銘柄数 215(寄与度+424.50) 値下がり銘柄数 7(寄与度-3.47) 変わらず銘柄数 3 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 28325 1410 +55.30 (T:9433) KDDI 3068 102.5 +24.12 (T:6954) ファナック 18230 335 +13.14 (T:6971) 京セラ 4967 138 +10.83 (T:4503) アステラス薬 1489 50.5 +9.90 (T:6762) TDK 6160 230 +9.02 (T:8035) 東エレク 7327 204 +8.00 (T:6988) 日東電 6179 195 +7.65 (T:4063) 信越化 6056 191 +7.49 (T:4324) 電通 5530 190 +7.45 (T:9984) ソフトバンクG 5803 63 +7.41 (T:6367) ダイキン 8454 189 +7.41 (T:6902) デンソー 4290 186 +7.30 (T:7267) ホンダ 3015 85.5 +6.71 (T:4543) テルモ 4065 85 +6.67 (T:6770) アルプス 1912 142 +5.57 (T:4452) 花王 5748 129 +5.06 (T:7270) 富士重 3601 129 +5.06 (T:2914) JT 4734 128 +5.02 (T:3382) 7&I-HD 4680 121 +4.75 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:8233) 高島屋 817 -48 -1.88 (T:9009) 京成 1540 -13 -0.51 (T:6773) パイオニア 323 -11 -0.43 (T:2871) ニチレイ 932 -7 -0.27 (T:6758) ソニー 3025 -7 -0.27 (T:5413) 日新鋼 1323 -14 -0.05 (T:3103) ユニチカ 54 -1 -0.04