[ニューヨーク 23日 ロイター] - 23日の取引で、原油先物は薄商いの中ほぼ変わらず。米中が近く「第1段階」の通商合意に署名するとの楽観的な見方が相場を支える半面、石油輸出国機構(OPEC)にロシアなどの主要産油国を加えた「OPECプラス」が来年に減産規模の縮小を検討する可能性があるとのニュースが注目された。
北海ブレント先物 (LCOc1)の清算値は0.25ドル(0.4%)高の1バレル=66.39ドル。米WTI原油先物 (CLc1)は0.08ドル(0.1%)高の60.52ドル。
ロシアのノバク・エネルギー相は23日放送のテレビインタビューで、OPECプラスが来年3月の会合で減産規模の縮小を検討する可能性があると述べた。