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英ポンド週間見通し:総選挙への警戒感高まる

発行済 2015-04-25 21:56
更新済 2015-04-25 22:00
英ポンド週間見通し:総選挙への警戒感高まる

■上昇、英中銀の利上げ期待が再浮上 先週のポンド・円は上昇。
4月の英中央銀行金融政策委員会の議事録内容は、インフレ見通しに関してタカ派的な内容だったことが意識されたようだ。
利上げ期待が再浮上し、ポンド買いが優勢となった。
しかし、5月7日に予定されている総選挙への警戒感が高まっていることから、対円レートの上げ幅はやや縮小した。
取引レンジは177円20銭-181円02銭。
■弱含みか、総選挙への警戒感高まる 4月27日-5月8日週のポンド・円は弱含みとなる見通し。
5月7日に行われる英総選挙で与党・保守党が勝利した場合、2017年に欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票が実施される見込み。
EUからの離脱は英経済にとってマイナスになるとみられており、ポンド売り材料となる。
また、最大野党の労働党が勝利した場合、非居住者に対する税制優遇措置は廃止されるもよう。
これによって国際金融センターとしての英国の地位は大きく低下する可能性があり、ポンド売り材料となる。
スコットランド独立の可能性が高まることも懸念材料となる。
○発表予定の主要経済指標・注目イベント ・4月28日:1-3月期国内総生産(GDP)(予想:+0.6%、10-12月期:+0.6%) ・5月5日:4月製造業PMI(予想:54.7、3月:54.4) ・5月7日:英総選挙 ・5月8日:3月商品貿易収支(2月:-103.4億ポンド) ・予想レンジ:177円00銭-182円00銭

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