前日の上昇によって108円台に到達しましたが、
以前のメルマガでも申し上げていた通り、
この水準は上値が重くなりやすいポイントですね。
まず、9月中旬~10月初旬にかけての
持ち合い水準(108~110円)であるという事。
下抜け後、105円まで下落していますので、
反発してきた今は上値抵抗として意識されやすいと
想定する必要があります。
次に、25日移動平均線の状況。
10月上旬は下落が続いたので傾きが下に変化していますね。
そのため、これから高値を切り下げて戻す可能性は
十分あると考えて良いでしょう。
以上の事から、今の価格水準は警戒する必要があります。
【ドル円 日足チャート】
しかし、前日の終値で108円を超えたという事実もあります。
このまま108円付近の価格帯をキープできるようであれば、
110円に向けて上昇しやすい相場と想定する事もできるでしょう。