2014年11月09日のＦＸ為替相場予想

【明日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

ドル円　114.58　下落 （日足）↓
予想レンジ　114.00～114.90


【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

ファストトリックスの色が赤色に変わりました。
いったん利食い売りに押されると予想します。




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【昨日の概要】
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NYダウが続伸したことを受けて日経平均株価は上昇、+87円高の16880円で引けました。

ドル円は115円台での推移が続いていたのですが、米雇用統計が予想を下回ってしまったため、114円台半ばへ下落しています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････17573.93（+19.46　+0.11％）
・CME日経平均先物･････････････16780（-165　-0.97％）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1169.80（+27.20　+2.38%）
・NY原油先物11月限（WTI）････78.65（+0.74　+0.95%）


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【経済指標】
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★★★
16:00　（独）9月鉱工業生産指数(前月比)
前回：-4.0％　予想：+2.3％　結果：+0.8％
★★★
16:00　（独）9月鉱工業生産指数(前年比)
前回：-2.8％　予想：-1.0％　結果：-1.0％
★★★
16:00　（独）9月貿易収支
前回：+140億ユーロ↓　予想：+190億ユーロ　結果：+219億ユーロ
★★★
16:00　（独）9月経常収支
前回：+103億ユーロ　予想：+180億ユーロ　結果：+223億ユーロ
★★★★★
22:30　（米）10月非農業部門雇用者数（前月比）
前回：＋24.8万人　予想：＋23.5万人　結果：＋21.4万人
★★★★★
22:30　（米）10月民間部門雇用者数（前月比）
前回：＋23.6万人　予想：＋22.3万人　結果：＋20.9万人
★★★★★
22:30　（米）10月失業率 　前回：5.9％　予想：5.9％　結果：5.8％

11/8（土）
★★★
（中）　10月貿易収支
前回：+309.6億ドル↑　予想：+411.0億ドル　結果：+454.1億ドル
★★★
（中）　10月輸出(前年比) 　前回：+15.3％　予想：+10.6％　結果：+11.6％
★★★
（中）　10月輸入(前年比) 　前回：+7.0％　予想：+5.0％　結果：+4.6％


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【明日の戦略】
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★━　ポイント　━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：高値警戒感による売り、金価格の上昇
△強気材料：追加緩和期待による下支え
◆ドル円は114円台半ばで推移
◆米10年債利回りは2.301％へ下落
◆中国貿易収支は予想を上回るが輸入は伸び悩む
◆10時30分に中国10月CPIとPPIが発表
◆日経平均先物は-100円安の16780円
☆利食い売り先行と予想
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＜株・為替ともに上昇は一服＞
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NYダウとS&Pは3日連続で史上最高値を更新したものの、ナスダックは伸び悩んで小幅安となりました。


先週末発表された米雇用統計は、10月非農業部門雇用者数が予想＋23.5万人に対し結果＋21.4万人と予想を下回ったうえ、賃金の伸びも0.1％にとどまったことで、利上げ期待は後退しています。

悪い内容ではなかったのですが、株・為替ともに過熱感が高いため、週明けの株と為替は利食い売りに押されると予想します。

▼日経平均株価（日足）



昨日発表された中国貿易収支は予想を上回ったものの、輸入は伸び悩んでおり豪ドルには悪材料、明日10時30分に中国10月CPIとPPIが発表されるため、こちらも注目。


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＜追加緩和決定で材料出尽くしの可能性も＞
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先週は、日銀による「ハロウィン緩和」で株・為替ともに急伸しましたが、日経平均株価は17000円台、ドル円は115円台が重く、早くも息切れ状態となってきました。


さらに、円安が進んでも株価が付いてこない場面が多々見られ、外資系証券の売買動向が相当強い割に日経平均株価は伸び悩んでいます。

11月4日　+2090万株　16862円
　　 5日　+1590万株　16937円
　　 6日　+1600万株　16792円
　　 7日　+1980万株　16880円


株価を上げれば企業集積が上がるのではなく企業収益が上がると株価が上がり、インフレにすれば好景気になるのではなく好景気の時はインフレになるので、本末転倒と言えるかもしれません。

正解　企業が儲かると株価が上がる 
間違　株価を上げれば企業が儲かる 
正解　好景気の時はインフレになる 
間違　インフレにすれば好景気になる 

正解　輸出が好調だと円高になる
間違　円安にすれば輸出が好調になる


今週は日本の主要企業決算がピークを迎えているため、個別株の値動きが中心になると思いますが、上昇していた米10年債利回りが2.301％と再び伸び悩んできたため、ドル円は上値の重い状態が続くでしょう。

▼米10年債利回り


▼国内株式決算カレンダー



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＜ドル円　オーダー状況＞
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117.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
116.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
116.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測

114.37円 11/8　5:20現在（高値115.60円　-　安値114.25円）

114.00円 買い輸入勢ほか
113.70-80円 断続的に買い厚め
113.40-50円 断続的に買い
113.00-10円 断続的に買い本邦勢ほか
112.80円 買い


ドル円が115円台から114円台へ下落したことを受け、日経平均先物は-100円安の16780円となっています。

114.00円付近では輸入勢の厚い買い注文に支えられたものの、高値警戒感から114円台後半は上値が重いと予想します。


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【経済指標】
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★★★
10:30　（中）10月CPI（前年比）　前回：+1.6％　予想：+1.6％
★★★
10:30　（中）10月PPI(前年比) 　前回：-1.8％　予想：-2.0%