【本日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
豪ドルドル 0.9041 下落 (日足)↓
予想レンジ 0.9000~0.9070
【THV V4による分析】
日足ベースでトリックスが同色クロスしています。
下値模索が続くでしょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【昨日の概要】
─────────────────────────────────
円安に支援され日経平均株価は続伸、39円高の15948円で引けました。
ドル円は107円台で堅調に推移、一時107.40円まで上昇しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【昨日の結果】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16987.51(-61.49 -0.36%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・15870(大証終比:-10 -0.06%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1231.50(-7.50 -0.61%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・92.27(-0.56 -0.60%)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【経済指標】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★
13:30 (日)7月鉱工業生産指数<確報値>(前月比)
前回:+0.2% 予想:- 結果:+0.4%
★★★
13:30 (日)7月鉱工業生産指数<確報値>(前年比)
前回:-0.9% 予想:- 結果:-0.7%
★★★
13:30 (日)7月設備稼働率(前月比)
前回:-3.3% 予想:- 結果:-0.8%
★★★
18:00 (欧)7月鉱工業生産指数(前月比)
前回:-0.3% 予想:+0.7% 結果:+1.0%
★★★
18:00 (欧)7月鉱工業生産指数(前年比)
前回:±0.0% 予想:+1.4% 結果:+2.2%
★★★★
21:30 (米)8月小売売上高(前月比)
前回:±0.0% 予想:+0.6% 結果:+0.6%
★★★★
21:30 (米)8月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:+0.1% 予想:+0.3% 結果:+0.3%
★★★★
21:30 (米)8月小売売上高(除自動車・ガソリン)(前月比)
前回:+0.1% 予想:+0.5% 結果:+0.5%
★★★★
22:55 (米)9月ミシガン大学消費者信頼感指数<速報値>
前回:82.5 予想:83.3 結果:84.6
9/13(土)
★★
14:30 (中)8月固定資産投資(年初来前年比)
前回:+17.0% 予想:+16.9% 結果:+16.5%
★★
14:30 (中)8月小売売上高(前年比)
前回:+12.2% 予想:+12.1% 結果:+11.9%
★★
14:30 (中)8月鉱工業生産(前年比)
前回:+9.0% 予想:+8.8% 結果:+6.9%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【本日の戦略】
─────────────────────────────────
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
△強気材料:米利回りが2.600%台を回復
▽弱気材料:NYダウの下落
◆昨日発表の中国経済指標が予想を下回る
◆豪ドルは売り先行でスタートか
◆FOMCへの期待でドル高が継続中
◆東京市場は敬老の日で休場
☆豪ドルは下値模索となりそう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<中国経済指標が落ち込む>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NYダウは-61ドル安と下落したものの、米10年債利回りは2.609%と2.600%台を回復しており、ドル円は107円台を維持しています。
明日は東京市場が敬老の日で休場のため、序盤は値動きがあまりないのではないかと思われますが、利回りが上昇しているためドル円は引き続き堅調な推移が続きそうです。
▼米10年債利回り
ただ、昨日発表された中国の8月固定資産投資や小売売上高、鉱工業生産はいずれも予想を下回ったため、豪ドルは下落スタートとなるでしょう。
豪ドルドルが下落すると対照的にドル円は上昇することが多いのですが、中国8月鉱工業生産は予想+8.8%に対し結果+6.9%とやや弱めの数値が出たため、ドル円も多少影響を受けるかもしれません。
なお、IMM通貨先物ポジションを見ると、各通貨ともやや動きが変わりつつあるようにも見えます。
▼IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<FOMCへの期待でドル高継続か>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今週のFOMCで、早期利上げを見越してフォワードガイダンスを変更していくのではとの観測が強まっています。
FOMC声明では「QE終了後も現在のゼロ金利政策を相当程度、継続することが適当」と言及していますが、この「相当程度」という表現を外してくるのではと期待が高まっていて、これが直近のドル高につながっています。
月間250億ドルに設定しているQEは150億ドルに縮小され、来月のFOMCでQE3終了を宣言すると思われるため、フォワードガイダンスを変更してくる可能性は十分あります。
しかし、直近の米雇用統計で労働者数の伸びは落ち込んでおり、インフレも進んでいないため、イエレンFRB議長は利上げに関しては引き続き慎重な姿勢を維持するものと思われます。
現在は期待先行でドル高が進んでいるため、FOMC後は材料出尽くしでドルが急落する可能性もありますが、それまでは期待感から高止まりが続きそうです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<ドル円 オーダー状況>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
108.00円 売り・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
107.50円 売り・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
107.32円 9/13 4:05現在(高値107.40円 - 安値106.97円)
106.50-65円 断続的に買い
106.00円 買い
105.70円 買い・割り込むとストップロス売り
105.50円 買い
105.20円 買い
105.00円 買い
107.50円と108.00円が直近のレジスタンスラインですが、上昇スピードが速いため多少調整する可能性もあります。
ただ、FOMCまでは期待感で高値を維持すると予想します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【経済指標】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★★
21:30 (米)9月NY連銀製造業景気指数 前回:14.69 結果:15.00